このお話は、宮崎県延岡市に伝わる海の民話です。
昔から漁業の盛んな沿岸では、リアス式の入り組んだ地形が作る潮の流れと気候に恵まれ、魚介類が豊富に水揚げされています。
普段は波の穏やかなリアス式海岸では、大地震による津波が発生すると、たちまち被害が大きくなります。
霧島神社をはじめとした氏神様への信仰を通じて育まれる住民同士の絆が、
災害時に人々が助け合い、命を守ることにも繋がるという教えが、今も大切に受け継がれています。
八幡宮の神輿
このしろばあさん
鮫川のサメ伝説『化身した黄金の鮫』