このお話は、長野県南佐久郡小海町に伝わる海ノ民話です。 標高およそ1000メートルに位置するこの町は山に囲まれていてどこにも海はありません。 ですがその昔、この場所には湖があったとされ貝の化石なども見つかっています。 また、翁が語ったようにどんなに海と離れていても水の循環で山と海は繋がっています。 海のない町、小海で語られてきたこの民話には地球規模の壮大な海のスケールが感じられます。
堀止地蔵
くじらの夫婦
湯野浜の大亀
寿都の風泙さま
お夏と藤平
大根明神のアワビ祭り
いわき鮫川のサメ伝説
五頭龍と弁天様
サザエと弁天岩の女神様
錨の溝
河童の詫び証文
甚助さんの板子
亀の松
天のかけ橋と金樽いわし
お屋敷になったクジラ
竜宮のはなたれ小僧さん
えびすさまとにわとり
銀のつづらと金の浜
ゼンパはん
クジラのお礼まいり
速吸瀬戸の守り神
おたるがした
おなべ岩
一里島
高麗島の伝説
奥武観音堂由来
海の神と陸の神