このお話は、山形県鶴岡市に伝わる海ノ民話です。 湯の浜は海と白浜と温泉のある町で、古くから東北の湯治場として知られてきました。 あらゆる生命の源と言われる海は生き物を産み育むだけでなく、癒しの力もあるのです。 火山列島の日本には温泉がたくさん湧きますが海辺の塩分を多く含む温泉は、殺菌力が強く痛みを和らげる鎮静効果もあるといいます。 千年以上もの間、あらゆる生物たちがこの効能にあやかってきたのでしょう。
八幡宮の神輿
このしろばあさん
鮫川のサメ伝説『化身した黄金の鮫』
折居婆さんと鰊
寿都の風泙さま
お夏と藤平
大根明神のアワビ祭り
湯野浜の大亀
いわき鮫川のサメ伝説
竜王の子の約束
五頭龍と弁天様
サザエと弁天岩の女神様
虻が島の大蛇
錨の溝
河童の詫び証文
娘に化けた大ウナギ
泉小太郎伝説
くじらの夫婦
甚助さんの板子
亀の松
仏島
琵琶の名手と水の姫『逢坂の関清水 蝉丸物語』
堀止地蔵
天のかけ橋と金樽いわし
お屋敷になったクジラ
竜宮のはなたれ小僧さん
影ワニ
えびすさまとにわとり
銀のつづらと金の浜
海の姫宮の旅
ゼンパはん
大猿島と小猿島
クジラのお礼まいり
速吸瀬戸の守り神
おたるがした
おなべ岩
長者と河太郎
一里島
高麗島の伝説
琴姫の松
奥武観音堂由来
海の神と陸の神