このお話は徳島県小松島市に伝わる海ノ民話です。 紀伊水道は西日本最大の阪神港や国際貿易を行う神戸港など重要な港へ向かう船の通り道となっています。 渦潮ができるほど狭い海峡をたくさんの船が行きかうので、今も昔も遭難の多い場所です。 沈没してしまった数知れない難破船が海坊主となって表れたのでしょうか。 一方で、沈んだ船は漁礁となり海の生き物が住みやすい環境となって豊かな海の幸をもたらします。
堀止地蔵
くじらの夫婦
湯野浜の大亀
寿都の風泙さま
お夏と藤平
大根明神のアワビ祭り
いわき鮫川のサメ伝説
五頭龍と弁天様
サザエと弁天岩の女神様
錨の溝
河童の詫び証文
甚助さんの板子
亀の松
天のかけ橋と金樽いわし
お屋敷になったクジラ
竜宮のはなたれ小僧さん
えびすさまとにわとり
銀のつづらと金の浜
ゼンパはん
クジラのお礼まいり
速吸瀬戸の守り神
おたるがした
おなべ岩
一里島
高麗島の伝説
奥武観音堂由来
海の神と陸の神