日本財団海と日本海のまちプロジェクト

今こそ伝えたい海の民話アニメーション

ニュース・お知らせ

【結果発表】海ノ民話 俳句コンテスト 受賞作品が決定!

未分類
2026年3月3日

今回、全国に伝わる「海ノ民話」を題材に、そこに描かれた知恵、祈り、風景を俳句で表現するという初の試みに対し、SNS(X)を通じて多数の力作が寄せられ、応募総数は209作品となりました。アニメを視聴し、地域の歴史や海の環境に想いを馳せて詠まれた作品は、世代を超えて「海」を自分ごととして捉える新たな機会となりました。たくさんのご応募、誠にありがとうございました。

厳正な審査の結果、選ばれた受賞作品と各作品への講評をご紹介します。

受賞作品

【星野高士賞】(1名)

作品:「炎昼や 海の底にも 温暖化」
詠み人:しん 様 
テーマにした海ノ民話:北海道函館市『ムイとアワビの合戦』
星野氏による講評:「今の時代の反映はこの温暖化。例えば、海の底にも及んでいる。目の付け所がとても良い。」

【海ノ民話賞】(1名)

作品:「新緑や 小海を目指す 夫婦旅」
詠み人:崎本ミナト 様 
テーマにした海ノ民話:長野県小海町『くじらの夫婦』
日本昔ばなし協会による講評:「物語そのままを現していて、新緑やとした所が、この作品の鮮やかで初々しい緑色の絵が想像され合っている。」

【優秀賞】(3名)

作品:「波音は 地球の息吹 冬の草」  詠み人:亀田かつおぶし 様 
テーマにした海ノ民話:高知県安芸市『ナギの木に助けられた漁師』
星野氏による講評:「波音から地球へ、そして冬の草と目線の広がりが秀でている。」

作品:「忘れまじ 海への畏敬 焼栄螺」 詠み人:小田毬藻 様 
テーマにした海ノ民話:石川県加賀市『お夏のがんど』
星野氏による講評:「栄螺は春の季題。海の闇とした所が妙。中七も大事な表現である。」

作品:「諍いも 憂いも小事 夏の海」  詠み人:もふもふ 様 
テーマにした海ノ民話:北海道函館市『ムイとアワビの合戦』
星野氏による講評:「言葉の扱い方がうまい。諍いと憂いは同じような感じだが違う。夏の海が全部許してくれている。」

受賞作品のテーマになった海ノ民話アニメーションは以下よりご覧いただけます。
北海道函館市『ムイとアワビの合戦』:https://uminominwa.jp/animation/68/
長野県小海町『くじらの夫婦』:https://uminominwa.jp/animation/21/
高知県安芸市『ナギの木に助けられた漁師』:https://uminominwa.jp/animation/87/
石川県加賀市『お夏のがんど』:https://uminominwa.jp/animation/77/

コンテスト概要

募集期間2025年12月20日(土)~2026年1月17日(土)
募集内容「海ノ民話アニメーション」作品をテーマとした俳句
応募資格日本在住の方(プロ・アマチュア不問)
応募方法SNS(X)への投稿

特別審査員プロフィール

星野高士(ほしのたかし)

1952年、神奈川県鎌倉市生まれ。十代より祖母・星野立子に師事。句集『渾沌』で詩歌文学館賞・俳句四季大賞受賞。鎌倉虚子立子記念館館長、俳誌『玉藻』主宰、国際俳句協会会長。

share