泡

日本財団海と日本海のまちプロジェクト

今こそ伝えたい海の民話アニメーション

海ノ民話アニメーション72

さけのまねくいし

鮭の招く石

山形県( やまがたけん ) 遊佐町 ( ゆざまち )

(YouTubeは1月24日に公開)

  • 北海道・東北エリア
  • 2024年度
  • 水産資源保護
  • 海・湖・川のつながり
  • お坊さん
  • 市ノ川聡
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こんなお話...

昔、鳥海山の麓に永泉寺(ようせんじ)という古い山寺があり、寺の側を滝渕川(たきぶちがわ)という川が流れていました。季節が秋になると、寺に住み着いたどんくさそうな猫が毎日のように鮭をとってくるようになりました。不思議に思った和尚が川へ行ってみると、鮭が川面を埋め尽くすほどにあふれかえっていました。原因はどうやら川の中に置かれていた石にあるらしく、この石に鮭がまとわりついて離れないのです。その不思議な石が何かの役に立たないかと和尚が考えていると、話を聞いた越後国(新潟県)のある村の漁師が訪ねてきて……

学びのポイント

物語の舞台となった遊佐町では、鳥海山(ちょうかいざん)から湧き出る水が川を伝って海に流れ出ています。この川の水はきれいで冷たいため、川を通じて毎年、鮭が海から帰ってくることを、お話を通じて知ることができます。海の恵みが川を通じて伝わり、地域一帯に豊かな生活と食文化をもたらしていることも分かります。また、日本では古くから、このような海と川を通じた行き来によって、町と町が結ばれているのです。

制作チーム

語り 四宮豪、冨田泰代
脚本・キャラクターデザイン・絵コンテ・演出 市ノ川聡
企画・製作 日本財団「海と日本プロジェクト」、
一般社団法人日本昔ばなし協会
作画・撮影 市ノ川聡
美術・背景・色彩設計 KazukiOkuda
制作協力 マグカップ
音響監督 沼田心之介
音楽 STARBASE
録音 宮坂保彦
音響効果 中井雄介
録音・編集スタジオ ピーターパンスタジオ
音響制作 ピーターパン・クリエイション
編集 中葉由美子(岡安プロモーション)
制作デスク 雄谷将仁、河野創太
アニメ制作プロデューサー 沼田友之介

ゼネラルプロデューサー 沼田かずみ
プロジェクト監修 波房克典
PR 阪口あき子、吉田さおり、柴田熊至、高田奨、庄司繭子
監督/プロデューサー 沼田心之介
アニメーション制作 トマソン
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