泡

日本財団海と日本海のまちプロジェクト

今こそ伝えたい海の民話アニメーション

海ノ民話アニメーション57

あまのともかづき

海女のトモカヅキ

三重県( みえけん ) 鳥羽市 ( とばし )

  • 近畿エリア
  • 2023年度
  • 漁・航海への安全
  • 亡霊・妖怪
  • 市ノ川聡
大きなアワビをとりたいと
欲張った海女(あま)が、
トモカヅキにあって命を落とした
  • 近畿エリア
  • 2023年度
  • 漁・航海への安全
  • 亡霊・妖怪
  • 市ノ川聡

こんなお話...

鳥羽・志摩(とば・しま)の海では、2000年前の大昔から、女性が海にもぐってアワビや海そうなどをとってくらしを支えてきた。あるとき、早く一人前としてみとめられたいとがんばる若い海女(あま)2人が、もう少しやれば大きなアワビがとれるからと、止める漁師の忠告も聞かずに漁を続けた。すると、その1人の前に深い海の底からよく似た格好の海女がすっと現れて、手招きをした。手には大きなアワビを持っていたので、思わず手をのばすと、とたんに海の底へと引きずりこまれてしまった。それはおそろしい海の妖怪(ようかい)「トモカヅキ」だったのだ。仲間の海女も同じように……

学びのポイント

三重県の鳥羽のあたりにある漁村の海ぞいには岩場が多く、古くから漁師は船で海に出て魚をとり、海女は海にもぐってアワビや海そうなどをとって生活を支えていました。海女にとって沿岸の海はかけがえのない仕事場ですが、海女の素もぐり漁はつねに危険ととなり合わせで、わずかな判断のあやまり、少しの油断で命を落とすこともあるのです。海の事故のおそろしさをあらためて理解するとともに、海女たちが安全に漁を続け、その伝統を残すために「トモカヅキ」は語りつがれています。

制作チーム

語り 四宮豪、冨田泰代
脚本・キャラクターデザイン・絵コンテ・演出 市ノ川聡
企画・製作 日本財団「海と日本プロジェクト」、
一般社団法人日本昔ばなし協会
作画・撮影 市ノ川聡
美術・背景・色彩設計 奥田一生
制作協力 マグカップ
音響監督 沼田心之介
音楽 STARBASE
録音 宮坂保彦
音響効果 中井雄介
録音・編集スタジオ ピーターパンスタジオ
音響制作 ピーターパン・クリエイション
編集 中葉由美子(岡安プロモーション)
制作デスク 雄谷将仁、河野創太
アニメ制作プロデューサー 沼田友之介

ゼネラルプロデューサー 沼田かずみ
プロジェクト監修 波房克典(ワールドエッグス)
PR 阪口あき子、柴田熊至(ワールドエッグス)、岸田結花(みなとカンパニー)
監督/プロデューサー 沼田心之介
アニメーション制作 トマソン
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海ノ民話
ふるさと紹介

三重県 ( みえけん ) 鳥羽市( とばし )

三重県東端部の志摩半島北側に位置し、伊勢湾、太平洋、熊野灘に面して、市域は神島・答志島・菅島・坂手島の4つの有人離島と半島部から構成されます。伊勢志摩国立公園の海の玄関口。気候は黒潮の影響を受けて温暖で、豊かな自然と海の幸に恵まれたまちです。

海のエピソード

  • 主な産業は、漁業と観光業。沿岸域に豊かな漁場が形成され、そこで水揚げされる新鮮な水産物を求めて多くの観光客が訪れる
  • 戦国時代には、九鬼(くき)水軍の武功によってその名が全国に広がり、また、江戸時代には、天下の台所といわれた大坂と江戸を結ぶ海上交通の重要な風待ち港としての役割を果たし、多くの人で賑わった
  • 世界で初めて真珠の養殖に成功した御木本(みきもと)幸吉により、「真珠のふるさと鳥羽」として広く国内外に知られるとともに、海女漁業が盛んで、全国で一番海女さんが多い地域としても知られている

民話スポット

しろんご浜しろんごはま

鳥羽市菅島町の北東にある浜。 鳥羽市を代表する海女の祭のひとつである「しろんご祭」が、7月の第2土曜日に開催されます。700年ほど前、菅島に漂着した白蛇を龍神の使いとしてまつったことに始まるといわれ、白鬚明神にあわびを供え、大漁と海上安全が祈願されます。

所在地

三重県鳥羽市菅島町

観光スポット

ミキモト真珠島ミキモトしんじゅじま

真珠王と呼ばれた御木本幸吉が、世界で初めて真珠の養殖に成功した島。「真珠のテーマパーク」として、科学・歴史・文化など多角的な視点からの真珠の紹介や、御木本幸吉の愛用品や数々のエピソードの紹介のほか、昔ながらの白い磯着に身を包んだ海女の実演を見ることができます。

所在地

三重県鳥羽市鳥羽1-7-1

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