【表敬訪問】三重県鳥羽市「海女のトモカヅキ」が完成
三重県鳥羽市が舞台の海ノ民話アニメーション「海女のトモカヅキ」が完成し、一般社団法人日本昔ばなし協会 代表理事・「海ノ民話のまちプロジェクト」アニメ監督の沼田心之介が中村欣一郎市長を表敬訪問し、アニメーションが披露されました。
(日時)
2024年1月17日(水)13時30分~
(会場)
鳥羽市役所2階 市長室
当日は、「海ノ民話のまち」認定証・完成アニメDVD贈呈、海ノ民話アニメーション上映、今後の上映会・フィールドワークなどについてのフリートークが行われ、地域における活用に期待が高まりました。
三重県鳥羽市の海ノ民話アニメーション「海女のトモカヅキ」はこんなお話▼
鳥羽・志摩(とば・しま)の海では、2000年前の大昔から、女性が海にもぐってアワビや海そうなどをとってくらしを支えてきた。あるとき、早く一人前としてみとめられたいとがんばる若い海女(あま)2人が、もう少しやれば大きなアワビがとれるからと、止める漁師の忠告も聞かずに漁を続けた。すると、その1人の前に深い海の底からよく似た格好の海女がすっと現れて、手招きをした。手には大きなアワビを持っていたので、思わず手をのばすと、とたんに海の底へと引きずりこまれてしまった。それはおそろしい海の妖怪(ようかい)「トモカヅキ」だったのだ。仲間の海女も同じように……
<中村欣一郎市長のコメント>
子どものころから聞いていた話がリアルに描かれていて本当に鳥肌が立った。
海には常に後ろに誰かいる怖さがあったり、昔から一人で潜るなと言われていました。
昔から伝わる話を市内の子どもたちには教訓にしてもらい、夏休み前などに見る機会を作れたら。