泡

日本財団海と日本海のまちプロジェクト

今こそ伝えたい海の民話アニメーション

海ノ民話アニメーション44

かんだがに

かんだ蟹

青森県( あおもりけん ) 外ヶ浜町 ( そとがはままち )

  • 北海道・東北エリア
  • 2023年度
  • 海への畏敬・感謝
  • 地名等の由来
  • 神様・仏様
  • 樋口雅一
宿にとめた男が紙にかいたかにが
海水にゆらすと海にぬけ出して、
毎年かにが豊漁になった
  • 北海道・東北エリア
  • 2023年度
  • 海への畏敬・感謝
  • 地名等の由来
  • 神様・仏様
  • 樋口雅一

こんなお話...

外ヶ浜(そとがはま)で宿を営む三吉(さんきち)は、連れとはぐれたという絵かき風の男を宿にとめた。数日がたって宿代のことを切り出すと、男がお金を持っていないとわかり、男は「金がはらえない代わりにできることをしたい」と、馬のわらぐつに墨(すみ)をつけて紙の上におしつけ、さらに小さな筆を持ってさらさらとかきこむと、あっという間にかにの絵が完成した。その上、男はかにを海に帰すといい、海水にゆらゆらと紙をゆらすと、なんと紙からかにがぬけ出てゆっくり海に泳いでいった。以来、毎年春になると……

学びのポイント

青森県の外ヶ浜町にある蟹田(かにた)という地名の由来が、蟹が多いと書いて「蟹多」であったことからもわかるように、このあたりの湾(わん)は、トゲクリガニが豊富に水あげされる場所として知られ、独自の食文化があります。海のめぐみを受け取りながらくらす人々の関係は、損得勘定(かんじょう)だけでは成り立ちません。おたがいに思いやりや親切心を持たないと、海と共栄・共存(きょうぞん)していくのはむずかしいということを、この民話を通じて学ぶことができます。

制作チーム

語り 四宮豪、冨田泰代
脚本 ・キャラクターデザイン・絵コンテ・演出 樋口雅一
企画・製作 日本財団「海と日本プロジェクト」、
一般社団法人日本昔ばなし協会
作画 樋口雅一
美術・背景 小名木麻起子
色彩設計 大槻ひろ子
撮影 伊藤正弘
制作進行 雄谷将仁
音響監督 沼田心之介
音楽 STARBASE
録音 宮坂保彦
音響効果 中井雄介
録音・編集スタジオ ピーターパンスタジオ
音響制作 ピーターパン・クリエイション
編集 中葉由美子(岡安プロモーション)
制作デスク 雄谷将仁、河野創太
アニメ制作プロデューサー 沼田友之介

ゼネラルプロデューサー 沼田かずみ
プロジェクト監修 波房克典(ワールドエッグス)
PR 阪口あき子、柴田熊至(ワールドエッグス)、岸田結花(みなとカンパニー)
監督/プロデューサー 沼田心之介
アニメーション制作 トマソン
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海ノ民話
ふるさと紹介

青森県 ( あおもりけん ) 外ヶ浜町( そとがはままち )

青森県津軽半島の北東部に位置し、東はむつ湾、西は山を隔てて北津軽郡の市町村に接し、北は今別町をまたいで半島最北端の三厩(みんまや)地区があり、津軽海峡を隔てて北海道と相対。世界遺産の構成資産である大平山元遺跡からは、最古とされる土器片が発掘されました。

海のエピソード

  • 県内有数の養殖ホタテの産地。最高の味わいとされるマツカワガレイは、青函トンネルからしみでる海洋深層水で養殖。津軽海峡マグロも希少価値が高く、全国的に人気
  • 源義経が三厩地区龍飛﨑(たっぴざき)を渡って蝦夷地に向かったとされる「北行伝説」の地。また、北海道の松前藩が海を渡って参勤交代に利用した松前街道は「新日本歩く道紀行100選シリーズ」に認定

民話スポット

食事処「かにた川」しょくじどころ「かにたがわ」

外ヶ浜町にある蟹田駅付近川沿いの海鮮郷土料理の店で、民話にも登場した津軽の春を彩る食材「トゲクリガニ」と、「しろうお」を食べることができます。春には「蟹としろうお祭り」も開催。

所在地

青森県東津軽郡外ヶ浜町字蟹田中師宮本95-54

観光スポット

階段国道339号かいだんこくどう339ごう

龍飛﨑の丘の上から海沿いの漁港に通じる388.2メートル、全362段からなる、日本で唯一の階段国道。元は生活道路として利用されていましたが、1974年に国道に指定。傾斜がきつく道幅も狭い階段部分を「階段国道」として整備し、観光スポットとして利用しています。

所在地

青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩龍浜

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