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【表敬訪問】青森県外ヶ浜町「かんだ蟹」が完成

作品公開
2024年2月3日

青森県外ヶ浜町が舞台の海ノ民話アニメーション「かんだ蟹」が完成し、一般社団法人日本昔ばなし協会 代表理事・「海ノ民話のまちプロジェクト」アニメ監督の沼田心之介が山﨑結子町長を表敬訪問し、アニメーションが披露されました。

(日時)
2024年2月2日(金)14時~14時30分
(会場)
外ヶ浜町役場 2階 特別会議室

当日は、「海ノ民話のまち」認定証・完成アニメDVD贈呈、海ノ民話アニメーション上映、今後の上映会・フィールドワークなどについてのフリートークが行われ、地域における活用に期待が高まりました。

青森県外ヶ浜町の海ノ民話アニメーション「かんだ蟹」はこんなお話▼
外ヶ浜(そとがはま)で宿を営む三吉(さんきち)は、連れとはぐれたという絵かき風の男を宿にとめた。数日がたって宿代のことを切り出すと、男がお金を持っていないとわかり、男は「金がはらえない代わりにできることをしたい」と、馬のわらぐつに墨(すみ)をつけて紙の上におしつけ、さらに小さな筆を持ってさらさらとかきこむと、あっという間にかにの絵が完成した。その上、男はかにを海に帰すといい、海水にゆらゆらと紙をゆらすと、なんと紙からかにがぬけ出てゆっくり海に泳いでいった。以来、毎年春になると……

<山﨑結子町長のコメント>
外ヶ浜の地域の話がアニメ化されたのは嬉しく光栄です。町民も喜ぶと思います。地域の伝承を子供達の世代に伝えていくにはアニメーションはぴったりだと思います。現在建設を進めている施設も含め、町の公共施設で上映できるようにして多くの町民に見てもらいたい。​

海ノ民話アニメーション「かんだ蟹」

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