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【表敬訪問】高知県安芸市「ナギの木に助けられた漁師」が完成

作品公開
2025年1月24日

高知県安芸市が舞台の海ノ民話アニメーション「ナギの木に助けられた漁師」が完成し、一般社団法人日本昔ばなし協会 代表理事・「海ノ民話のまちプロジェクト」アニメ監督の沼田心之介が横山幾夫市長を表敬訪問して、アニメーションが披露されました。

(開催日時)
2025年1月20日(月)13時30分~14時00分
(会場)
安芸市役所2階 大会議室

当日は、海ノ民話アニメーション上映、今後の上映会・フィールドワークなどについてのフリートーク、コラボ商品開発のお知らせ、「海ノ民話のまち」認定証・完成アニメパッケージ贈呈が行われ、今後の地域における活用に期待が高まりました。

高知県安芸市の海ノ民話アニメーション「ナギの木に助けられた漁師」はこんなお話▼
むかし、海上安全の波切り不動のお堂のそばにナギのご神木が立っていました。あるとき、金二という漁師が、仲間の松吉と漁に出掛ける途中、雲行きが怪しいことが気にかかり、ご神木にお祈りをしてからいくことにしました。金二が手を合わせていると、折れかかったナギの枝を見つけます。金二は持っていた釣り糸で枝を補強してやりました。その後、漁に出た二人でしたが、沖合で突然の嵐に遭遇してしまいます。船は嵐に呑まれて転覆し、一緒だった松吉は海の底に引きずり込まれてしまいました。信心深い金二は放り出された海の中で一心に祈ると……

<横山幾夫市長コメント>
私も以前からこのナギの木のことは小さい頃から聞いて知っておりましたが、やはり海と住民との関わりというのが、このアニメで一番わかってくれたらいいかなと思います。
ぜひ、今の子供たちにも知ってもらいたいので、学校でも上映会ができたらいいかなと思っていますし、また住民の方にも改めて、あらゆる機会、例えば市役所の庁舎のロビーとか、各公民館でそういう機会があればぜひこれを上映していただきたいなというふうには思っております。

海ノ民話アニメーション「ナギの木に助けられた漁師」

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