一般社団法人日本昔ばなし協会は2024年3月1日（金）、山梨県富士川町に伝わる民話を題材にした海ノ民話アニメーション「まりつき唄」の上映会を富士川町の富士川町児童センターで実施しました。

「まりつき唄」は、仲の良い姉妹がお参りに出かける手段に舟を利用したところ、川の急流にのまれて姉妹共々命を落としたというお話。この日の上映会には富士川町立増穂南小学校に通う小学生約40名が参加し、民話アニメ「まりつき唄」を鑑賞しました。

上映会に続いて学習会も実施。児童たちは講師から、地元である富士川町がかつて山梨県の西の玄関口として栄えたこと、海産物や塩を積んだ舟が富士川に行き来していたが、現在は車や鉄道がその役割を果たしていることを学びました。さらに、学習動画を鑑賞しながら海と川との関わりについて楽しく学び、住んでいる町が海と繋がっていることを理解した様子でした。

海ノ民話アニメーション「まりつき唄」