泡

日本財団海と日本海のまちプロジェクト

今こそ伝えたい海の民話アニメーション

海ノ民話アニメーション85

さるたかかっせんものがたり

猿タカ合戦物語

香川県( かがわけん ) さぬき市 ( さぬきし )

(YouTubeは1月28日に公開)

  • 四国エリア
  • 2024年度
  • 水産資源保護
  • 環境保全
  • 地名等の由来
  • 中田彩郁
腹をすかせたタカの群れが
サルの住む島に襲いかかる
  • 四国エリア
  • 2024年度
  • 水産資源保護
  • 環境保全
  • 地名等の由来
  • 中田彩郁

こんなお話...

北山曽根の沖にはサルが住む「猿子島」、タカが住んでいる「鷹島」という二つの島がありました。猿子島は木々が生い茂り、磯にはハマグリがどっさりとありました。鷹島に住むタカは気が荒く、その凶暴さゆえにとうとう鷹島の磯には魚が寄りつかなくなってしまいました。そうなると、タカたちの次なる標的は猿子島です。サルを見ると 片っぱしから、鋭いくちばしで頭をつつきます。サルたちも懸命に戦いましたが、鋭いくちばしと自由に飛び回れるタカにはかないませんでした。サルの食べ物はとられ、ハマグリも魚も持っていかれてしまい……

学びのポイント

生きものたちはバラバラに存在しているのではなく、すべてがお互いに関係して生きており、これを「生態系(せいたいけい)」と言います。鷹のように身勝手に食べつくしてしまっては、しっぺがえしがきます。欲を出しすぎず、自然の恵みをみんなで共有し、生態系を守ることの大切さを教えてくれています。また、猿子島は鷹におそわれたことにより、島のてっぺんがはげ山になってしまいました。一度失われた自然を取り戻すことは、簡単ではないということも伝えています。

制作チーム

語り 四宮豪、冨田泰代
脚本 並木さとし
キャラクターデザイン・絵コンテ・演出 中田彩郁
企画・製作 日本財団「海と日本プロジェクト」、
一般社団法人日本昔ばなし協会
作画・美術・背景・色彩設計 中田彩郁
撮影ディレクション・コンポジット・3DCG サキタニユウキ
制作進行 沼田友之介
音響監督 沼田心之介
音楽 STARBASE
録音 宮坂保彦
音響効果 中井雄介
録音・編集スタジオ ピーターパンスタジオ
音響制作 ピーターパン・クリエイション
編集 中葉由美子(岡安プロモーション)
制作デスク 雄谷将仁、河野創太
アニメ制作プロデューサー 沼田友之介

ゼネラルプロデューサー 沼田かずみ
プロジェクト監修 波房克典
PR 阪口あき子、吉田さおり、柴田熊至、高田奨、庄司繭子
監督/プロデューサー 沼田心之介
アニメーション制作 トマソン
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「海ノ民話アニメーション(動画・画像)」の教育・
まちづくり等へのご利用について

海ノ民話
ふるさと紹介

香川県 ( かがわけん ) さぬき市( さぬきし )

香川県の東部に位置し、北は瀬戸内海に面しています。美しい砂浜に松が立ち並ぶ「津田の松原」は、古くから知られている景勝地です。見晴らしの良い大串半島からは、小豆島から岡山、遠くは淡路島まで瀬戸内の景色が一望できます。江戸中期に活躍した奇才、平賀源内が生まれた町としても有名です。

海のエピソード

  • さぬき市志度地区には、竜神に奪われた宝珠を命を懸けて持ち帰った海女の伝説があり、その海女のお墓も残っている
  • かつては塩づくりが盛んで、江戸時代には塩田の安全繁栄を祈願するため「塩釜神社」が建立された

民話スポット

津田の松原つだのまつばら

「日本の白砂青松100選」にも選ばれた名勝。樹齢600年の根上がり松を含む松群3000本余りが1kmにわたって続く県内でも有数の海水浴場で、毎年夏は大いににぎわいます。冬は、松原と砂浜を駆け抜けるクロスカントリー大会が実施されています。

所在地

香川県さぬき市津田町津田

観光スポット

大串半島活性化施設(愛称:「時の納屋」)おおくしはんとうかっせいかしせつ(ときのなや)

「さぬき市大串自然公園」内で2024年6月にオープンした飲食施設。数量限定の「樽のおにぎりランチ」や、さぬきワイナリーのさぬきワインを使用して煮込んだ牛すじカレー、その他デザートなどを提供しており、小豆島や瀬戸内海の絶景とともに味わうことができます。

所在地

さぬき市小田2671番地75(大串自然公園中央芝生広場エリア内)

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