泡

日本財団海と日本海のまちプロジェクト

今こそ伝えたい海の民話アニメーション

海ノ民話アニメーション76

よもくろいけ

与茂九郎池

富山県( とやまけん ) 高岡市 ( たかおかし )

(YouTubeは2月18日に公開)

  • 中部エリア
  • 2024年度
  • 環境保全
  • 海・湖・川のつながり
  • 龍・龍の子
  • 柏木郷子
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こんなお話...

雨晴海岸(あまはらしかいがん)にほど近い太田村には、昔から四つのため池があり、その中で最も大きいものは、与茂九郎池(よもくろいけ)と呼ばれていました。水場の少ない太田村では、ため池が村人にとってかけがえのない水源でした。日照りが続き米が実らない年には、はるばる信州の戸隠大明神の池まで馬に水がめをのせて水を貰いに行き、雨乞いをして雨を降らせてもらうことでようやく米作りができます。村人たちは池のほとりに祠を建てて、美しい弁天様を祀っていましたが、あるとき、この村に住むおかみさんがふと池の水面を見ると……

学びのポイント

雨晴海岸(あまはらしかいがん)周辺で最大のため池である与茂九郎池(よもくろいけ)での出来事を通じて、水が不足しやすい地域でのため池の重要性や、水を大切にすることの意義を学ぶことができます。水が不足すると、農業や川の魚が困るだけでなく、川と海を行き来する魚が戻れなくなります。さらに、豊かな山のミネラルが海に届かず、海の生き物や海そうにも影響します。このお話を通じて、山と海のつながりにも思いをはせることができるでしょう。なお、お話に登場する弁天様は今も、有磯(ありそ)神社に大切におまつりされているということです。

制作チーム

語り 四宮豪、冨田泰代
脚本 平柳益実
キャラクターデザイン・絵コンテ しめじななこ
演出 柏木郷子
企画・製作 日本財団「海と日本プロジェクト」、
一般社団法人日本昔ばなし協会
作画 柏木郷子
美術・背景・色彩設計 安藤ひろみ
撮影 谷口英男
制作進行 雄谷将仁
音響監督 沼田心之介
音楽 STARBASE
録音 宮坂保彦
音響効果 中井雄介
録音・編集スタジオ ピーターパンスタジオ
音響制作 ピーターパン・クリエイション
編集 中葉由美子(岡安プロモーション)
制作デスク 雄谷将仁、河野創太
アニメ制作プロデューサー 沼田友之介

ゼネラルプロデューサー 沼田かずみ
プロジェクト監修 波房克典
PR 阪口あき子、吉田さおり、柴田熊至、高田奨、庄司繭子
監督/プロデューサー 沼田心之介
アニメーション制作 トマソン
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