泡

日本財団海と日本海のまちプロジェクト

今こそ伝えたい海の民話アニメーション

海ノ民話アニメーション39

おおざるじまとこざるじま

大猿島と小猿島

愛媛県( えひめけん ) 愛南町 ( あいなんちょう )

  • 四国エリア
  • 2022年度
  • 漁・航海への安全
  • 地名等の由来
  • 神様・仏様
  • 龍・龍の子
  • カワウソ
  • 城井文
あらしにあった
サルの母子の形の岩が、
安全に気をつけることを教える
  • 四国エリア
  • 2022年度
  • 漁・航海への安全
  • 地名等の由来
  • 神様・仏様
  • 龍・龍の子
  • カワウソ
  • 城井文

こんなお話...

愛媛県(えひめけん)の由良(ゆら)半島では、潮の流れが速いおかげで、おいしい魚や貝がたくさんとれた。昔、ここにサルの親子がすんでいたが、子ザルが足をすべらせて海に落ち、それを助けきれなかった母ザルの悲しみが悪霊(あくりょう)となって、海でいたずらをするようになった。話を聞いた神様はかわいそうに思い、親子のサルを島としてまつり……

学びのポイント

愛媛県の由良半島から愛南町にかけて分布している珊瑚(さんご)や海藻(かいそう)などの海岸生物は、県の天然記念物に指定されています。由良半島は複雑な海岸地形であるリアス海岸であるため、大猿島、小猿島周辺には複雑な潮の流れがあります。大猿島と小猿島は、海をわたる船やマリンスポーツを楽しむ多くの人々に、海の事故で大切な存在が失われてしまうことを伝え、海難事故防止に役立っています。

制作チーム

語り 四宮豪、冨田泰代
キャラクターデザイン・絵コンテ・演出 城井文
企画・製作 日本財団「海と日本プロジェクト」、
一般社団法人日本昔ばなし協会
文芸・作画・美術・背景・色彩設計・撮影 城井文
制作進行 沼田友之介
音響監督 沼田心之介
音楽 ワールドコア
録音 宮坂保彦
音響効果 中井雄介
録音・編集スタジオ ピーターパンスタジオ
音響制作 ピーターパン・クリエイション
ラインプロデューサー 沼田友之介
制作デスク 雄谷将仁、河野創太
編集 中葉由美子(岡安プロモーション)

ゼネラルプロデューサー 沼田かずみ
プロジェクト監修 柴田熊至(WORLD EGGS)
監督/プロデューサー 沼田心之介
アニメーション制作 トマソン
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海ノ民話
ふるさと紹介

愛媛県 ( えひめけん ) 愛南町( あいなんちょう )

愛媛県の最南端に位置し、町名の由来にもなっています。宇和海に 広がるリアス海岸が特徴で、その中でも細く突き出した由良半島は、尾根が愛南町と宇和島市の境界線になっている珍しい地勢です。

海のエピソード

  • 南は黒潮踊る太平洋、西は豊後水道に面し、カツオの水揚げ量は四国一、養殖真鯛の生産量は全国トップクラスなど、水産資源に恵まれる
  • 鹿島周辺の海域はサンゴや熱帯魚が生息し、スキューバダイビングでも有名

民話スポット

大猿島おおざるじま

由良半島の南側、由良岬灯台の向かいに浮かぶ島。周辺の島にはそれぞれ小さな穴(海食洞)があり、 中でも大猿島にある海老ウドと呼ばれる穴は、青色の洞窟のようになっています。

所在地

愛媛県南宇和郡愛南町網代

観光スポット

高茂岬こうもみさき

豊後水道に突き出し、晴れた日には遠く九州が一望できる日もある絶景の岬。100メートルを超える断崖が続き、あたりには亜熱帯植物が一面に茂って豊かな緑に囲まれています。秋には野路菊が咲き、青い海の色に白い花が映えます。

所在地

愛媛県南宇和郡愛南町高茂18番地

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