にいはるじんじゃのれいか
新治神社の霊火
富山県 黒部市
アニメーションは12/23(火)公開
- 中部エリア
- 2025年度
- 漁・航海への安全
- こづつみPON
- 中部エリア
- 2025年度
- 漁・航海への安全
- こづつみPON
こんなお話...
生地(いくじ)の新治村に伝わる神社には、海で迷った漁師を導いたという火柱の話が残る。ある嵐の夜、太郎の父と祖父は波にさらわれ、闇の中で行き場を失ったとき、天を突くような光が現れ村へ戻れたという。人々はそれを神の救いと語り、松明を掲げて感謝する祭りを始めたが、その炎にはまだ……
名場面集
学びのポイント
このお話は、富山県黒部市に伝わる海の民話です。富山湾では、暴風によって日本海北部で発生した波がうねりを伴って湾内に侵入することがあります。局所的に波が高くなったり、風や波が落ち着いた頃に不意に打ち寄せることもあり、昔から多くの海難事故が発生しています。作中に描かれた享徳三年の事故を受け、見晴らしのきく場所に常灯明が設けられ、現在でも海難事故防止のシンボルとして「槍が崎灯明台」が、海の安全を見守っています。海への恐れを忘れてはならないことを思い起こさせてくれる民話です。
制作チーム
| 語り | 四宮豪、冨田泰代 |
|---|---|
| 脚本 | 狭山太郎 |
| キャラクターデザイン・演出 | こづつみPON |
| 企画・製作 | 日本財団「海と日本プロジェクト」、 一般社団法人日本昔ばなし協会 |
アニメーション制作協力 【チームPONORI】こづつみPON、保田紀之、加藤雅也
制作進行 沼田友之介
音響監督 沼田心之介
音楽 STARBASE
録音 宮坂保彦
音響効果 中井雄介
録音・編集スタジオ ピーターパンスタジオ
音響制作 ピーターパン・クリエイション
編集 中葉由美子 (岡安プロモーション)
制作デスク 雄谷将仁、河野創太
アニメ制作プロデューサー 沼田友之介
ゼネラルプロデューサー 沼田かずみ
プロジェクト監修 波房克典
PR 吉田さおり、柴田熊至、高田奨
監督/プロデューサー 沼田心之介
アニメーション制作 トマソン
制作進行 沼田友之介
音響監督 沼田心之介
音楽 STARBASE
録音 宮坂保彦
音響効果 中井雄介
録音・編集スタジオ ピーターパンスタジオ
音響制作 ピーターパン・クリエイション
編集 中葉由美子 (岡安プロモーション)
制作デスク 雄谷将仁、河野創太
アニメ制作プロデューサー 沼田友之介
ゼネラルプロデューサー 沼田かずみ
プロジェクト監修 波房克典
PR 吉田さおり、柴田熊至、高田奨
監督/プロデューサー 沼田心之介
アニメーション制作 トマソン

「海ノ民話アニメーション(動画・画像)」の教育・
まちづくり等へのご利用について
「海ノ民話」の
ふるさと紹介
富山県 黒部市
富山県北東部に位置し、北は日本海、東は長野県の県境に面しています。北アルプスの山々から富山湾まで約3000メートルの標高差があり、その大きな高低差のある市内を黒部川や布施川などの河川が流れています。江戸時代には北陸道の宿場町として栄えたほか、黒部川流域で新田開発が進み、稲作が盛んに行われました。
海のエピソード
- 黒部川の豊富な水は、その一部が地下水となって流れ、黒部川扇状地の端のさまざまな場所で湧き水となって再び地表に現れている。 黒部漁港がある生地(いくじ)地区は、江戸時代から明治の初めにかけて北前船の寄港地として栄えた。今はベニズワイガニ、ヒラメ、キジハタなどの魚介類が多く水揚げされている。
民話スポット
槍が崎燈明台
黒部市生地の海岸に建つ高さ約20mの鉄塔。1454年、暴風の夜に漁民を導いたとされる新治神社の「霊火」への感謝とその後の海上安全のため、当時の人々が常夜灯を建てたのが始まりです。現在の姿は1926年に再建されたもので、海と共に生きてきた生地地区の歴史や文化を伝える存在として大切に守られています。
所在地
富山県黒部市生地芦崎
観光スポット

生地の清水
生地の清水は、黒部市生地地区に点在する湧き水の総称です。地区内には約20カ所の湧き水スポットがあり、湧出量や水質、味わいがそれぞれ異なります。水温は一年を通じておおむね11〜13℃で、おいしい水として親しまれています。湧き水を巡るウォーキングコースや、ガイド付きのまち歩きコースが設けられています。
所在地
富山県黒部市生地地区

















