泡

日本財団海と日本海のまちプロジェクト

今こそ伝えたい海の民話アニメーション

海ノ民話アニメーション01

すっつのかざなぎさま

寿都の風泙さま

北海道( ほっかいどう ) 寿都町 ( すっつちょう )

  • 北海道・東北エリア
  • 2018年度
  • 海への畏敬・感謝
  • 漁・航海への安全
  • 神様・仏様
  • 鍋島啓亜
強風をおそれず神様としてまつり、
ニシン漁の安全と豊漁を願う
  • 北海道・東北エリア
  • 2018年度
  • 海への畏敬・感謝
  • 漁・航海への安全
  • 神様・仏様
  • 鍋島啓亜

こんなお話...

昔、ニシン漁でにぎわった寿都(すっつ)の町では、船をひっくり返すほどの強い風「出し風」で人々がこまっていた。ある日、ニシンの大群が来たが「出し風」がふき、漁師たちが漁に出るかどうかなやんでいた。その時、ふしぎな少年が現れて漁へ出ることをうながす……

学びのポイント

北海道ではニシン漁が古くから(一説として江戸時代から)盛んで、ニシン漁とともに町も大きく栄えました。ニシンは交易のための大切な魚であるとともに、町の人たちにとっても食べることが当たり前の身近な存在、漁師の人が強風の中で危険にさらされながらとってくれるおかげで、おいしく食べられるものです。海の生き物は多くの人の手をわたって食卓に届けられることに気づき、人と命に感謝して海の恵みをいただくことが大切になります。

制作チーム

語り 立川志の太郎、山本真由美
脚本 すぎはらちゅん
キャラクターデザイン・絵コンテ・演出 鍋島啓亜
企画・製作 日本財団「海と日本プロジェクト」、
一般社団法人日本昔ばなし協会
原画・美術・背景・色彩設定 鍋島啓亜
撮影 丹羽拓也
制作進行 雄谷将仁
音響監督 沼田心之介
音楽 蜂須みゆ
録音 宮坂保彦
音響効果 横山正和
録音・編集スタジオ ピーターパンスタジオ
編集 百瀬康平

アニメーション監修 杉井ギサブロー
ゼネラルプロデューサー 沼田かずみ
プロジェクト監修 柴田英知
監督/プロデューサー 沼田心之介
アニメーション制作 トマソン
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「海ノ民話アニメーション(動画・画像)」の教育・
まちづくり等へのご利用について

海ノ民話
ふるさと紹介

北海道 ( ほっかいどう ) 寿都町( すっつちょう )

北海道南西部、積丹半島の南側で日本海に面し、札幌と函館のほぼ中間に位置しています。比較的温暖な気候ですが、全国でも有数の強風地帯。古くから豊富な水産資源を享受して発展してきました。

海のエピソード

  • 現在も漁業、水産加工業が基幹産業で、2010年代には、沿岸での定置網ホッケ漁水揚げ全国1位を記録したこともある
  • 北海道の中でもまちの歴史は古く、かつてはニシン漁で栄華を極め、北前船の交易も盛んだった

民話スポット

「風泙様」の祠「かざなぎさま」のほこら

船をひっくり返すほどの強い「出し風」に対して、風を切るように鎌をふるって船を守ったという、風の神様(かざなぎさま)を祀った祠。歌棄地区では、昔から大風が吹くと、鎌を棒につけて家の両側に立てて風を鎮めようとしたそうです。

所在地

北海道寿都郡寿都町字樽岸町浜中

観光スポット

道の駅 みなとま~れ寿都みちのえき みなとま~れすっつ

寿都漁港に隣接し、漁船が並ぶ海を見ながらゆったりとくつろげます。特産品をそろえるほか、新・ご当地グルメ「寿都ホッケめし」や、天然岩海苔を使用した「船澗弁当」など、旬の海の幸を使ったオリジナル飲食メニューを提供。

所在地

北海道寿都郡寿都町字大磯町29番地1

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