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長野県飯田市で「うしろむき弁天ものがたり」の学習会を実施

活用イベント
2025年2月25日

一般社団法人日本昔ばなし協会は2025年2月18日(火)、長野県飯田市に伝わる民話を題材にした海ノ民話アニメーション「うしろむき弁天ものがたり」の学習会を、飯田市の下久堅児童クラブで実施しました。

「うしろむき弁天ものがたり」は、天竜川の弁天岩に祀られている弁天様を取り巻く物語。天竜川を挟んで対岸にある島田村と虎岩村の間で弁天様の領有争いが続いていましたが、島田村のものとなった弁天様は不思議なことに何度直しても後ろを向いてしまう――というお話です。この日の学習会には同児童クラブを利用している小学生約20名が参加しました。

冒頭で、海と日本プロジェクトについての説明とともに、海が今抱えている問題や、海がない長野県と海との繋がりについて子どもたちに説明をしました。続いて、地元講師の松本富雄さんより、アニメの舞台となった天竜川の名前の由来や、天竜川がもたらした過去の災害などについてお話いただき、子どもたちは発言もしながら真剣に話を聞いていました。

子どもたちからは「長野県に海はないから、海について知らないことが知れて良かった」「昔の天竜川のことが知れてよかった」「河童が出てきて可愛かった」といった声が寄せられました。

海ノ民話アニメーション「うしろむき弁天ものがたり」

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