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福島県新地町で「鹿狼山の手長明神」のフィールドワークを実施

活用イベント
2024年3月11日

一般社団法人日本昔ばなし協会は2024年3月6日(水)、福島県新地町に伝わる民話を題材にした海ノ民話アニメーション「鹿狼山の手長明神」のフィールドワークを新地町立新地小学校と新地町立福田小学校の2校で実施しました。

民話アニメ鑑賞後に実施したフィールドワークには、新地小学校は5年生28名、福田小学校は5,6年生20名が参加。民話の舞台となった新地町の海の歴史的背景や特徴について、福島県水産資源研究所の神山さんが講演を行いました。

「鹿狼山の手長明神」のストーリーには、貝殻にまつわるエピソードがあります。鹿狼山に住む手長明神という神様は、お腹が空くと山の上から海まで長い手を伸ばして貝を拾って食べ、その貝殻を捨てた場所は新地貝塚と呼ばれるようになったといいます。

神山さんから「新地町でよくとれるホッキ貝の貝殻などが新地貝塚で発見されているが、これは縄文時代から新地周辺が豊かな海であったことを証明している」「トラフグの歯なども見つかっていることから、縄文時代は現在と同等かそれ以上に海水温が高く、最近相馬付近でとれるようになったトラフグも生息していた」など、民話の背景をお話いただき、児童たちは民話をきっかけに、より深く地元の海の学びを得ていました。

続いて児童たちは、アニメ作りの工程の一部「絵コンテ作り」を体験しました。アニメがどのように作られているのか説明を受け、グループで「絵コンテ作り」にチャレンジ。鹿狼山や新地町の海などを題材にオリジナルのストーリーを考え、絵コンテという形にアウトプットすることができました。どのグループも活発に意見を出し合い、楽しみながら取り組んでいる様子で、できあがった時には仲間と共に作品を作り上げた達成感を得られたようでした。

海ノ民話アニメーション「鹿狼山の手長明神」

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