日本財団海と日本海のまちプロジェクト

今こそ伝えたい海の民話アニメーション

ニュース・お知らせ

秋田県男鹿市で「黒神と赤神の戦い」の上映会を実施

活用イベント
2024年2月22日

一般社団法人日本昔ばなし協会は2024年2月19日(月)、秋田県男鹿市に伝わる民話を題材にした海ノ民話アニメーション「黒神と赤神の戦い」の上映会を男鹿市立脇本第一小学校で実施しました。

「黒神と赤神の戦い」は、津軽の竜飛崎に住む荒々しい黒神と出羽の男鹿に住む心優しい赤神が、十和田に住む美しい女神を巡って繰り広げた争いの顛末(てんまつ)を描いたお話。今回は総合学習として男鹿市と脇本地区について学んできた3年生25人を対象に上映会を実施しました。

この民話は男鹿市民の間でもあまり知られておらず、上映会に参加した児童も全員、民話の存在を知らなかったとのこと。予備知識が全くない状態でしたが、温かみのあるイラストと何役も演じ分ける声優の技、地元の地理にまつわるストーリー展開に児童は釘付けに。上映後には自然と拍手が湧き起こりました。

参加児童からは「アニメとしておもしろく、家に帰ったら家族にもYouTubeで観るよう伝えたい。舞台となっている洞窟にも行ってみたい」との声が聞かれました。

海ノ民話アニメーション「黒神と赤神の戦い」

share