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【表敬訪問】宮城県南三陸町「神割り岩」が完成

作品公開
2024年2月12日

宮城県南三陸町が舞台の海ノ民話アニメーション「神割り岩」が完成し、一般社団法人日本昔ばなし協会 代表理事・「海ノ民話のまちプロジェクト」アニメ監督の沼田心之介が佐藤 仁町長を表敬訪問し、アニメーションが披露されました。

(日時)
2024年2月11日(日)10時00分~10時30分
(会場)
南三陸町役場町長室

当日は、「海ノ民話のまち」認定証・完成アニメDVD贈呈、海ノ民話アニメーション上映のほか、今後の上映会・フィールドワークなどについてのフリートークが行われ、地域における活用に期待が高まりました。

宮城県南三陸町の海ノ民話アニメーション「神割り岩」はこんなお話▼
昔、志津川(しづがわ)の戸倉寺浜(とぐらてらはま)と北上の十三浜では、村境の争いが絶えなかった。ある年、不漁が続いて食べるものにもこまっていると、村境あたりに大きなクジラが打ち上がった。両方の村人がおたがいに自分たちのものだと言い張り、争いがはげしくなってきた時、稲妻(いなずま)が走って大きな音がし、クジラの近くの岩に雷(かみなり)が落ちて割れ目ができた。村人たちは、神様からの「争いをしないで仲よく分け合え」という教えであると理解して……

<佐藤 仁町長のコメント>
【試写会でのご挨拶】
昨年の5月からプロジェクトが動き出しまして、いろいろと説明を受けてきましたが、さてどんな作品が出来るのだろうと思っておりました。
あれから9カ月、ようやくこうして皆様にお披露目を出来ることとなりました。私は一足先に先日拝見させて頂きました。最初に思い浮かんだのはまんが日本昔ばなしです。この中で昔ばなしを覚えている人はどれくらいいますか?さすがにご年配が多いようでみんなが知っている昔ばなしですよね。日本昔ばなしは1994年にレギュラー放送が終わったそうです。あれから今年でちょうど30年、そのような節目にこの作品が完成しご披露できるのも何かの巡り合わせではないかと感じております。
素晴らしい作品に仕上がっています。ぜひ期待してご覧ください。
今日に至るまで日本財団様、監督さんをはじめ、東北放送スタッフの皆様のご協力に感謝し、改めて厚く御礼を申し上げさせて頂きます。

【町長視聴後の感想】
先日見たときはあまり音が聞こえなくて画だけだったので、やっと音入りで見ることが出来ました。
年齢関係なく見ることが出来る作品だと思います。
昔ばなしはやはり地域の子供たちにとって情操教育にもなるなと感じました。
なかなか簡単に出来るものではありませんが、次は天女伝説で作品を作ってもらいたいと監督にはお願いしておりますので、来年もこの場所でまた皆さんとお会いできるのを楽しみにしていたいと思います。

海ノ民話アニメーション「神割り岩」

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