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長崎県東彼杵町で「琴の海の天女」の上映会を実施

活用イベント
2024年1月25日

一般社団法人日本昔ばなし協会は2024年1月23日(火)、長崎県東彼杵(ひがしそのぎ)町に伝わる民話を題材にした海ノ民話アニメーション「琴の海の天女」の上映会を同町の千綿小学校・彼杵小学校で実施しました。

「琴の海の天女」は、病で両親を失い、嘆き悲しんでいた娘が神様の計らいで天女になり、ある日地上に降りてきて両親を思いながら琴を奏でたーーというお話。

上映会は両校の高学年を対象に実施され、2校合わせて210人が参加しました。両校とも、民話アニメ上映後には地元の読み語りボランティア「クジラっ子」の皆さんによる解説を行い、民話の舞台となった大村湾と彼杵のまちの地理的特徴について理解を深めました。

千綿小学校では、「クジラッ子」の皆さんが大型紙芝居「天女の琴の音」を上演。民話アニメと同じお話を元にした紙芝居を通して、昔の人がこの民話に込めたメッセージに思いをはせました。

当協会の代表理事で「海ノ民話のまちプロジェクト」アニメ監督を務める沼田心之介からもアニメについての説明を行い、子どもたちから活発な質問が寄せられました。

海ノ民話アニメーション「琴の海の天女」

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