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【表敬訪問】秋田県男鹿市「黒神と赤神の戦い」が完成

作品公開
2023年12月27日

秋田県男鹿市が舞台の海ノ民話アニメーション「黒神と赤神の戦い」が完成し、一般社団法人日本昔ばなし協会 代表理事・「海ノ民話のまちプロジェクト」アニメ監督の沼田心之介が菅原広二市長を表敬訪問し、アニメーションが披露されました。

(日時)
2023年12月26日(火)10時~
(会場)
男鹿市役所3階第1会議室

当日は、「海ノ民話のまち」認定証・完成アニメDVD贈呈、海ノ民話アニメーション上映、今後の上映会・フィールドワークなどについてのフリートークが行われ、地域における活用に期待が高まりました。

秋田県男鹿市の海ノ民話アニメーション「黒神と赤神の戦い」はこんなお話▼
昔、出羽の男鹿(おが)には赤神という心やさしい神さまが、南部の十和田湖には美しい女神が、津軽(つがる)の竜飛(たっぴ)には黒神というあらあらしい神さまがいた。黒神と赤神は女神をわがものにしようと戦いを始めたところ、黒神の勢いが上回り、赤神は男鹿にのがれて「空寂(こうじゃく=くじゃく)の窟(いわや)」という岩穴に姿をかくすことに。しかし、女神は戦いに負けた赤神に同情して「空寂の窟」に移ったので、黒神は天をあおぎ……

<菅原広二市長のコメント>
素晴らしいアニメを作っていただき感謝申し上げる。秋田県男鹿市から青森県の津軽半島まで広域的な舞台となっていて、雄大なドラマを感じる。津軽海峡も舞台になっており、北海道との観光連携にも活用できるのではないか。子どもの教育にも十分活用できる内容で、必ずしも力が強いものだけが勝つのではなく、戦いに負けた赤神が女神との縁を結べたように、敗者復活的な要素があるのは魅力。負けても最後に幸せが待っているというメッセージもあり、明るく元気な男鹿市民を象徴するようなアニメ。男鹿市民にとどまらず広くアニメを見ていただき、観光政策の新たな切り口として活用したい。アニメ発表とともに商品も完成できたのは素晴らしい。今後、後を追うようにコラボ商品が作られるよう、男鹿市としても後押ししていきたい。

海ノ民話アニメーション「黒神と赤神の戦い」

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