【表敬訪問】山形県酒田市「トドの恩返し」が完成
山形県酒田市が舞台の海ノ民話アニメーション「トドの恩返し」が完成し、一般社団法人日本昔ばなし協会 代表理事・「海ノ民話のまちプロジェクト」アニメ監督の沼田心之介が矢口明子市長を表敬訪問し、アニメーションが披露されました。
(日時)
2023年12月13日(水)13時~13時30分
(会場)
酒田市役所4階第一応接室
当日は、「海ノ民話のまち」認定証・完成アニメDVD贈呈、海ノ民話アニメーション上映、今後の上映会・フィールドワークなどについてのフリートークが行われ、地域における活用に期待が高まりました。
山形県酒田市の海ノ民話アニメーション「トドの恩返し」はこんなお話▼
昔、心やさしい福太郎(ふくたろう)という漁師がいた。ある日、漁に出た福太郎はおおぜいの子どもたちが小さいトドをいじめているところに出会い、助けて海にはなしてやった。何日か過ぎたころ、福太郎が漁に出ると、舟(ふね)のそばに子ども連れのトドが現れて、「先日は子どもを助けていただいてありがとう。ときどき烏帽子(えぼし)群島の岩かげに行ってみてください」と言った。岩かげのくぼみの中には魚がひしめいていて……
<矢口明子市長コメント>
飛島への定期船の船内モニターで今回贈呈いただいたアニメーションを流したいです。また、教育委員会とも連携して市内の小中学校はもちろん、保育園や幼稚園でも見てもらえるよう動き、鳥海山・飛島ジオパークでも広く活用できるように動きたいと思っています。酒田市役所の1階ロビーでも放送して、酒田市のPR素材として活用し、子供達に民話を通して学びを得てもらい、飛島に行ってみたいという人を増やしたいと思っています。今回は「海」の民話だが、酒田市には「山」の民話もあるのでうまく連携してPRしていきたいです。