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海ノ民話アニメーション監督&声優と楽しく海を学ぶ「海のむかしばなしアニメ上映会」を開催しました

活用イベント
2025年4月1日

一般社団法人日本昔ばなし協会は、2025年3月29日(土)銀座 蔦屋書店(東京都中央区)にて、2024年度制作した「海ノ民話アニメーション」25作品の上映とアニメ監督&声優によるトークや海ノ民話クイズを行う「海のむかしばなしアニメ上映会」を開催しました。当日は、「海ノ民話アニメーション」で声優を務める冨田泰代さんによる生アフレコ披露もありました。

●2024年度制作「海ノ民話アニメーション」上映

今回の上映会は、日本中に残された海にまつわる民話を発掘し、その民話のストーリーとそこに込められた「想い」「警鐘」「教訓」を、親しみやすいアニメーションとして映像化する「海ノ民話のまちプロジェクト」の一環です。全国各地に伝わる海にまつわる民話を元に2024年度制作した「海ノ民話アニメーション」25作品を2回に分けて上映しました。

上映されたアニメは作品によって絵柄のタッチや雰囲気も異なり、そこに内包される学びも、海への畏敬や感謝、地名の由来、人と海とのつながりなど多種多様です。バラエティ豊かなアニメが次々と上映されると、真剣な表情で見ている参加者の中から時折、笑い声が上がるなど、様々な反応が見られました。

●沼田監督による海ノ民話クイズと解説   

上映会には「海ノ民話のまちプロジェクト」アニメ監督の沼田心之介さんがナビゲーターとして登壇し、上映の合間にアニメの内容に関するクイズを出題。海の学びについて問うクイズでしたが、アニメを真剣に見ていた子どもたちは、自信を持って元気に手を挙げ、会場は大いに盛り上がりました。クイズの解説では、沼田監督より学びの要点や裏話が語られ、参加者は楽しみながら、海ノ民話に対する理解を深めることができたようです。

●声優 冨田泰代さんによるアフレコ演技の披露 

イベント中盤には、声優の冨田泰代さんが登壇しました。今年度の全ての「海ノ民話アニメーション」の声入れを、同じく声優の四宮豪さんとたった2人で担当する冨田さんに、声優というお仕事のやりがいや、海ノ民話にまつわるエピソードをお聞きしました。

その後、「海ノ民話アニメーション」にどのように声が吹き込まれているのか、会場でアフレコ演技を披露していただきました。もともと複数のキャラクターを演じ分けている冨田さんですが、今回はなんと四宮さんの役まで全て一人で兼任するという驚きの実演です。『蟹のふんどし(鳥取県鳥取市)』と『観音正寺の人魚伝説(滋賀県近江八幡市)』の演技披露では、女性役、男性役はもちろん、魚役やナレーション役など4役以上を演じ、多彩な声の使い分けと、生き生きとした表現に会場からは驚きの声が漏れ、自然と拍手が沸き起こりました。

蟹のふんどし(鳥取県鳥取市):https://uminominwa.jp/animation/82/

観音正寺の人魚伝説(滋賀県近江八幡市):https://uminominwa.jp/animation/81/

●登壇者からのメッセージ   

冨田さんからは「日本の海にまつわるお話をこれほどたくさん集めているのは『海ノ民話アニメーション』の他にはなく、その語り部の一人になれていることが嬉しいです。参加してくれた皆さんもいろいろな海に行くと思うけれど、そこにはどんなお話があるか調べてみると、もっと海が好きになると思います」と現代における民話の語り部としての想いをお話いただきました。

最後に、沼田監督から「『海ノ民話アニメーション』には、海を大切にしようという気持ちや海への畏れの気持ちなど、様々な人の想いが詰まっています。アニメを見てくれた皆さんも、そのような海への意識や想いを持つきっかけになればと思います。また、本日上映した作品以外にもたくさんのお話があるので、ぜひ見ていただいて、ご家族やお友達にも、“こんなお話があるよ”と伝えていってもらえると嬉しいです」というメッセージをいただき、上映会は幕を閉じました。

●参加者からの声                                  

・いろんなアニメが見られて楽しかった(小学4年生)
・声優さんのたくさんの声がすごかった(小学1年生)
・クイズは簡単だったけどおもしろかった(小学2年生)
・また、昔話の啓発のためにこのようなイベントを継続していただきたい。(保護者)

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