泡

日本財団海と日本海のまちプロジェクト

今こそ伝えたい海の民話アニメーション

海ノ民話アニメーション65

うみにしずんだおに

海に沈んだ鬼

高知県( こうちけん ) 中土佐町 ( なかとさちょう )

  • 四国エリア
  • 2023年度
  • 漁・航海への安全
  • 地名等の由来
  • 小原秀一
海があれてこまっている村人のため、
赤鬼が大岩を海にしずめて
あらしをおさめた
  • 四国エリア
  • 2023年度
  • 漁・航海への安全
  • 地名等の由来
  • 小原秀一

こんなお話...

昔、豊かな漁場がある久礼(くれ)の浜(はま)の山のほうに、おだやかな赤鬼(あかおに)の親子が住んでいた。浜の村人は、鬼の親子にカツオをおそなえし、仲よくくらしていた。ある年、海があれる日が続き、漁に出ても思うようにカツオがとれず、波で船がしずむこともあった。村人たちの深い苦しみやなげきを知り、鬼は村人たちのためにと、金棒(かなぼう)の両側に二つの大岩をさして持ち上げ、大波を止める決意をした。子鬼は浜に残ることを聞き入れず、親鬼は子鬼を岩にのせてあれくるう海に入り、ふんばりながら海の中を進んで2つの岩をしずめ……

学びのポイント

久礼湾(くれわん)にうかぶ一対の島「双名島(ふたなじま)」の地形にまつわる鬼の伝説を知り、海のおそろしさを感じることで、自然と人との共存(きょうぞん)を考えるきっかけとなります。父鬼と子鬼の悲しい物語とともに、双名島は、景勝地として人々に親しまれ、今も久礼の漁師達は、海の安全と大漁を願って、この島を海の守り神として大切にしています。

制作チーム

語り 四宮豪、冨田泰代
脚本 平柳益実
キャラクターデザイン・絵コンテ・演出 小原秀一
企画・製作 日本財団「海と日本プロジェクト」、
一般社団法人日本昔ばなし協会
作画・美術・背景・色彩設計 小原秀一
撮影・制作進行 伊勢智寿美
制作協力 リバティアニメーションスタジオ
音響監督 沼田心之介
音楽 STARBASE
録音 宮坂保彦
音響効果 中井雄介
録音・編集スタジオ ピーターパンスタジオ
音響制作 ピーターパン・クリエイション
編集 中葉由美子(岡安プロモーション)
制作デスク 雄谷将仁、河野創太
アニメ制作プロデューサー 沼田友之介

ゼネラルプロデューサー 沼田かずみ
プロジェクト監修 波房克典(ワールドエッグス)
PR 阪口あき子、柴田熊至(ワールドエッグス)、岸田結花(みなとカンパニー)
監督/プロデューサー 沼田心之介
アニメーション制作 トマソン
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海ノ民話
ふるさと紹介

高知県 ( こうちけん ) 中土佐町( なかとさちょう )

高知県の中央からやや西、黒潮流れる土佐湾に開けた沿岸部と清流四万十川上流域という異なる自然環境を持ち合わせた町。四万十川流域を中心とした地域で生産された山林資源を関西方面へ搬出する重要な港町として、久礼港を中心に発展しました。

海のエピソード

  • 高知で「久礼といえばカツオ!」といわれるほど、久礼とカツオには400年以上続く長い歴史があり、久礼の台所と呼ばれる「久礼大正町市場」は、カツオを味わう多くの観光客であふれている
  • 久礼の港と漁師町の景観は、漁師町としては全国初の国の重要文化的景観に選定された

民話スポット

双名島ふたなじま

久礼湾の沖に並ぶ2つの島が、土佐十景のひとつ双名島。 鬼が島を運んできたという伝説が残り、沖からの高波を防いで浜を守るように海上にあります。久礼の漁師はこの島を海の守り神として信仰し、カツオの一本釣り船の船出の時には安全と大漁を祈って出発します。

所在地

高知県中土佐町久礼

観光スポット

鰹乃國の湯宿 黒潮本陣かつおのくにのゆやど くろしおほんじん

全客室から久礼のシンボル、双名島の浮かぶ太平洋を一望できる、魚料理がおいしい高台の宿。内風呂は温泉、眺望抜群の露天風呂は太平洋から汲み上げた海水を沸かした「汐湯」。カツオのたたきづくりを体験できる黒潮工房も併設しています。

所在地

高知県高岡郡中土佐町久礼8009-11

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