泡

日本財団海と日本海のまちプロジェクト

今こそ伝えたい海の民話アニメーション

海ノ民話アニメーション35

びわのめいしゅとみずのひめ「おおさかのせきしみず せみまるものがたり」

琵琶の名手と水の姫「逢坂の関清水 蝉丸物語」

滋賀県( しがけん ) 大津市 ( おおつし )

  • 近畿エリア
  • 2022年度
  • 海・湖・川のつながり
  • 神様・仏様
  • 海亀・亀
  • ヨコタユリコ
逢坂山に水の神・豊玉姫、
道の神・猿田彦、
芸能の神・蝉丸がまつられる
  • 近畿エリア
  • 2022年度
  • 海・湖・川のつながり
  • 神様・仏様
  • 海亀・亀
  • ヨコタユリコ

こんなお話...

竜宮城(りゅうぐうじょう)に住む豊玉姫(とよたまひめ)は、にぎやかな逢坂関(おうさかのせき)に行ってみたいと思い、カメに化けて川を上り、琵琶湖(びわこ)にたどり着いた。そこで出会った旅の神、猿田彦(さるたひこ)にたのまれて、逢坂関で旅人たちを見守った。さらに、美しい音色で琵琶(びわ)を演奏する蝉丸(せみまる)も、「音曲・芸能の神」としてまつられることになり……

学びのポイント

日本で一番大きな湖である琵琶湖(びわこ)は、昔はその広大さをたたえ「うみ」と呼ばれており、独自の海洋文化が存在していました。かつて琵琶湖の水は美しく、生き物の一部は進化をとげ、この湖にしか存在しない固有種が多く見られます。琵琶湖の水は、淀川、宇治川、瀬田川を通じて海とつながっています。琵琶湖やその周辺の川、山の自然環境を守ることは、海を美しくすることにつながります。

制作チーム

語り 四宮豪、冨田泰代
脚本 すぎはらちゅん
キャラクターデザイン・絵コンテ・演出 ヨコタユリコ
企画・製作 日本財団「海と日本プロジェクト」、
一般社団法人日本昔ばなし協会
作画・美術・背景・色彩設計 ヨコタユリコ
撮影 谷口英男
制作進行 沼田友之介
音響監督 沼田心之介
音楽 ワールドコア
録音 宮坂保彦
音響効果 中井雄介
録音・編集スタジオ ピーターパンスタジオ
音響制作 ピーターパン・クリエイション
ラインプロデューサー 沼田友之介
制作デスク 雄谷将仁、河野創太
編集 中葉由美子(岡安プロモーション)

ゼネラルプロデューサー 沼田かずみ
プロジェクト監修 柴田熊至(WORLD EGGS)
監督/プロデューサー 沼田心之介
アニメーション制作 トマソン
もっと見る

海ノ民話
ふるさと紹介

滋賀県 ( しがけん ) 大津市( おおつし )

滋賀県の南西部に位置する県庁所在地で、琵琶湖に添うように南北に細長い形をしています。京都、大阪からのアクセス良好。大津京遷都から1350年の歴史を持ち、天台宗総本山の比叡山延暦寺、紫式部が源氏物語を起筆したとされる石山寺があることでも知られます。

海のエピソード

  • びわ湖から唯一流れ出る瀬田川は、市内を経由して宇治川、淀川に合流し、海につながる
  • 大津の中心部であるかつての大津百町は、東海道五十三次の「宿場町」、琵琶湖水運の「港町」、三井寺(園城寺)の「門前町」として、東海道最大の人口を誇る宿場町だった

民話スポット

関蝉丸神社せきせみまるじんじゃ

逢坂峠の関の鎮守・道祖神として創建されたと考えられています。祭神は、上社が猿田彦命に琵琶の名手の蝉丸霊を合祀、下社は豊玉姫命に蝉丸霊を合祀し、音曲芸道の祖神として信仰を集めます。下社拝殿横の六角形の時雨灯籠は鎌倉時代の作で、重要文化財。境内入口には、紀貫之の歌で有名な関清水の石碑があります。

所在地

滋賀県大津市逢坂1丁目15-6(下社)、滋賀県大津市逢坂1丁目20(上社)

観光スポット

びわ湖バレイ/びわ湖テラスびわこバレイ/びわこテラス

京都東ICから約40分、標高1100メートルの山頂に広がる山岳リゾート。絶景スポットのびわ湖テラスはカフェ併設。春は桜、5月は水仙、秋は山一面を染める紅葉も楽しめます。ジップライン、スカイウオーカーなどのアトラクション、無料で遊べるハンドメイド遊具も人気。冬は関西屈指の人気スキー場としてにぎわいます。

所在地

滋賀県大津市木戸1547-1

ほかのアニメーションを見る

PICK UP