かんべじんじゃのひきふね
神部神社の曳舟
山梨県 南アルプス市
アニメーションは12/20(土)公開
- 中部エリア
- 2025年度
- 漁・航海への安全
- 海・湖・川のつながり
- 神様・仏様
- ススキダトシオ
- 中部エリア
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- 漁・航海への安全
- 海・湖・川のつながり
- 神様・仏様
- ススキダトシオ
こんなお話...
大和の国から甲斐の国に神様を迎えることになったが、険しい山々と深い川が人々を阻んでいた。知恵を絞った村人たちは神様を船に乗せ運ぶことを思いつく。旅の途中、地滑りや嵐が行く手をふさぐが、不思議な力に守られ人々は進む。雄大な富士川を越えた先で神様が望んだものとは……
名場面集
学びのポイント
このお話は、山梨県南アルプス市に伝わる海の民話です。神部神社に伝わる「曳舟神事」は、氏子が境内で木製の船を曳く珍しいお祭りで、神様が船でこの地に運ばれたことが表されます。甲府盆地の入口にある南アルプス市には、かつて浅瀬が点在し、富士川を遡ってきた人々を迎える自然の港のような場所でした。そこには、江戸時代に富士川舟運が開かれるはるか以前から、富士川を通じた交流があり、様々なものが運ばれ、神様までもが船で運ばれたのです。この民話は、この地が山国にあっても海に開かれ、海の恵みに接し、海と山の文化が交流する活気あふれる場所だったことを教えてくれます。
制作チーム
| 語り | 四宮豪、冨田泰代 |
|---|---|
| 脚本 | 神尾香菜子 |
| キャラクターデザイン・絵コンテ・演出・作画 | ススキダトシオ |
| 美術・背景・色彩設計 | 日野香諸里 |
| 企画・製作 | 日本財団「海と日本プロジェクト」、 一般社団法人日本昔ばなし協会 |
撮影 谷口英男
制作進行 雄谷将仁
音響監督 沼田心之介
音楽 STARBASE
録音 宮坂保彦
音響効果 中井雄介
録音・編集スタジオ ピーターパンスタジオ
音響制作 ピーターパン・クリエイション
編集 中葉由美子 (岡安プロモーション)
制作デスク 雄谷将仁、河野創太
アニメ制作プロデューサー 沼田友之介
ゼネラルプロデューサー 沼田かずみ
プロジェクト監修 波房克典
PR 吉田さおり、柴田熊至、高田奨
監督/プロデューサー 沼田心之介
アニメーション制作 トマソン
制作進行 雄谷将仁
音響監督 沼田心之介
音楽 STARBASE
録音 宮坂保彦
音響効果 中井雄介
録音・編集スタジオ ピーターパンスタジオ
音響制作 ピーターパン・クリエイション
編集 中葉由美子 (岡安プロモーション)
制作デスク 雄谷将仁、河野創太
アニメ制作プロデューサー 沼田友之介
ゼネラルプロデューサー 沼田かずみ
プロジェクト監修 波房克典
PR 吉田さおり、柴田熊至、高田奨
監督/プロデューサー 沼田心之介
アニメーション制作 トマソン

「海ノ民話アニメーション(動画・画像)」の教育・
まちづくり等へのご利用について
「海ノ民話」の
ふるさと紹介
山梨県 南アルプス市
日本最大の山脈「南アルプス」のふもと、甲府盆地の西側に広がるまち。日本で2番目に高い山(北岳)と3番目に高い山(間の岳)がこのまちにあり、市内の標高差は3000メートル以上あります。冬は寒さが厳しく、夏は気温が高いという盆地特有の気候で、冬は乾燥した季節風が山から吹き下ろします。
海のエピソード
- 今も市の東端を流れる富士川(釜無川)ではかつて、船を使った人や荷物の輸送が行われていた。そのため、中部地方と東海地方をつなぐ重要な通り道としてにぎわい、「山の中にあるのに海につながっている場所」として栄えた。
民話スポット
神部神社
神様を乗せた木製の船を地面に置き、力を合わせて引っ張る珍しい祭「曳舟神事(ひきふねしんじ)が有名な神社。舟で富士川を行き来してさまざまな荷物を運ぶ運送業(富士川舟運)が開かれた江戸時代よりずっと前から、富士川を通じて海との交流があり、さまざまなものが運ばれたことや、神様も船でこの地に運ばれてきたことを伝えています。
所在地
山梨県南アルプス市下宮地563
観光スポット

南アルプス市ふるさと文化伝承館
市内の歴史や文化財を分かりやすく展示する博物館。大英博物館などでも展示された重要文化財の円錐形土偶(愛称:子宝の女神ラヴィ)や有孔鍔付土器(ゆうこうつばつきどき/愛称:ピース)が見学できます。また、全国的にも珍しい河川堤防の国指定史跡「御勅使川旧堤防(みだいがわきゅうていぼう)」を紹介する施設にもなっています。
所在地
山梨県南アルプス市野牛島2727

















