【表敬訪問】福井県小浜市「西小川十一面観音菩薩」が完成
福井県小浜市が舞台の海ノ民話アニメーション「西小川十一面観音菩薩」が完成し、一般社団法人日本昔ばなし協会 代表理事・「海ノ民話のまちプロジェクト」アニメ監督の沼田心之介が松崎晃治市長を表敬訪問し、アニメーションが披露されました。
(日時)
2024年2月8日(木)16時15分~16時45分
(会場)
小浜市役所3階 市長応接室
当日は、「海ノ民話のまち」認定証・完成アニメDVD贈呈、海ノ民話アニメーション上映のほか、今後の上映会・フィールドワークなどについてのフリートークが行われ、地域における活用に期待が高まりました。
福井県小浜市の海ノ民話アニメーション「西小川十一面観音菩薩」はこんなお話▼
常福寺観音堂の十一面観音菩薩(かんのんぼさつ)は、修行の旅で福井に来ていた行基が夢のお告げによってほり上げた観音さまで、村人から親しまれ、深く信仰(しんこう)されていた。この村の漁師・三郎太(さぶろうた)もまた信仰心のあつい若者で、漁に出る前には必ずお参りしていた。ある日、三郎太は漁の最中に急なあらしにまきこまれて沖に流されてしまった。一心に観音さまに念じると、海はまたたく間に静まり、白い帆(ほ)の舟(ふね)が近づいてきて観音さまが北へ北へと導いてくれ……
<松崎晃治市長のコメント>
素晴らしい作品をありがとうございました。観音様が公開されるのは17年に一度の御開帳の時です。
なぜこんなに大切にされているのかアニメを見ると理由がよくわかります。
内外海の海や自然・歴史がいかに素晴らしいか、子供たちや市民の方にアニメを是非見ていただき実感してもらいたいです。
こんなに素晴らしい海の民話が残っていること、あらためて知ってもらえる機会になると思います。