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【表敬訪問】徳島県鳴門市「鳴門の太鼓」が完成

作品公開
2024年1月17日

徳島県鳴門市が舞台の海ノ民話アニメーション「鳴門の太鼓」が完成し、一般社団法人日本昔ばなし協会 代表理事・「海ノ民話のまちプロジェクト」アニメ監督の沼田心之介が泉理彦市長を表敬訪問し、アニメーションが披露されました。

(日時)
2024年1月16日(火)14時~
(会場)
鳴門市役所 3階会議室

当日は、「海ノ民話のまち」認定証・完成アニメDVD贈呈、海ノ民話アニメーション上映、今後の上映会・フィールドワークなどについてのフリートークが行われ、地域における活用に期待が高まりました。

徳島県鳴門市の海ノ民話アニメーション「鳴門の太鼓」はこんなお話▼
昔、鳴門の海で潮(しお)が満ちてくるたびに太鼓(たいこ)のような音がドーン、ドーンとひびいてきて、みんな気味悪がっていた。若い漁師が様子を見にいくと言って海へ飛びこみ、どんどんもぐっていくと、かべのような物につき当たった。よじ登ると上は平らになっていて、乗ってみると体がフワッとういて、思い切り足でふみつけるとドーンと鳴り、まるで海の中にある太鼓のよう。調子に乗ってふみつづけているうちに表面の皮が破れ、海水がうずをまきながらものすごい勢いで流れこんで……

<泉理彦市長のコメント>
鳴門海峡の渦潮は世界三大潮流のひとつ。20メートル以上の渦がまく『動』の海と、少し入るとウチノ海というとても静かな『静』の海がある。同じところに存在する2つの海をアニメで描いてくれており、非常に嬉しい。
慢心があると事故を起こしてしまうという警鐘を鳴らしている。子どもたちにも、鳴門の歴史と合わせて考えてもらえたらと思う。子どもたちに見てもらって、それぞれの感想を聞いてみたい。誇りになると思う。「鳴門海峡の渦潮を世界遺産に」という活動も行っているので、ぜひアニメも使わせていただいて鳴門に興味を持っていただきたい。

海ノ民話アニメーション「鳴門の太鼓」

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