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山梨県市川三郷町で「海ノ民話のまち」認定証贈呈式を実施!

地域の話題
2022年9月4日

8月31日(水)山梨県市川三郷町にて「海ノ民話のまち」認定証贈呈式を実施いたしました。

当日は、認定委員長をはじめとする事務局メンバーが「海ノ民話のまち」として認定した15のエリアのうちの1つである山梨県市川三郷町の遠藤浩町長を表敬訪問し、「海ノ民話のまち」認定証贈呈式を行いました。

地元で高まるアニメへの期待

遠藤浩町長​​は「この度は、市川三郷町を海ノ民話のまちに認定頂き、ありがとうございます。​
このような機会を頂きました海と日本プロジェクト、海ノ民話のまちプロジェクトを推進する日本財団様にはこの場を借りて御礼申し上げます。​
今回認定されました民話「娘に化けた大ウナギ」は市川三郷町の中でも旧三珠町に残る民話です。市川三郷町をはじめ、山梨県には、海はありませんが、ウナギは海で生まれ、川を遡上し、かつては山梨県まできていたとされています。海の文化に少しでも関わりのあるこういった民話を大切にし、民話のメッセージを後世に伝えていくことが、市川三郷町から海に目を向けるための一つの大きなきっかけになり、海がない山梨から海を守ることに繋がると考えます。​
昨年、海と日本プロジェクトへも寄稿させて頂きましたが、山梨県人にとって海への憧れは絶対です。日本三大急流のひとつである富士川の上流町として水資源を大切に利用させていただき、同時にその質を守る必要性を認識しています。​
民話を通して、海と町のつながりを町民に知ってもらい、環境保全への意識向上を呼び掛けたいと思います」と述べました。

地域の食文化である「ウナギ」と水質汚染への警鐘を語り紡ぐ山梨県市川三郷町の海ノ民話。
アニメ『娘に化けた大ウナギ』は秋~冬の完成を予定しています。
どうぞお楽しみに!

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