長野県大町市で「海ノ民話のまち」認定証贈呈式を実施!
9月2日(金)長野県大町市にて「海ノ民話のまち」認定証贈呈式を実施いたしました。
当日は、認定委員長をはじめとする事務局メンバーが「海ノ民話のまち」として認定した15のエリアのうちの1つである長野県大町市の牛越徹市長を表敬訪問し、「海ノ民話のまち」認定証贈呈式を行いました。
地元で高まるアニメへの期待
牛越徹市長は「この度は、海ノ民話のまちプロジェクトの対象として、全国15のエリアの一つに大町市の「泉小太郎伝説」を認定いただき、心から御礼申し上げます。
この大町市は、古くから伝わる民話の宝庫であり、それらを収集して民話の本として記録に残すとともに、市内各地で次代を担う子供たちや大人のために、地域の文化を語り継ぐ市民活動が盛んにおこなわれております。
「泉小太郎伝説」は長野県民の皆様にとっても、馴染みの深い伝説です。
長野県に海はありませんが、この雄大な北アルプスの麓、大町で生まれた豊かな水が高瀬川、そして犀川へと流れ大地を潤し日本海へと続いております。
そして、豊富な森で育てられたミネラルや栄養が海へと運ばれ、魚を育て、漁場や環境に大きな恵みを与えていることを考えますと、やはりこの「泉小太郎伝説」の民話と重なり、遠くの海に思いをはせる、そんなきっかけになるのではないかと期待をしております。
この「泉小太郎伝説」もアニメを通して、大町の子供たちが地域のこと、あるいは水の大切さ、あるいは海に繋がっている川の役割というものについて学ぶことは、ふるさと大町への愛着と誇りにもつながるものと考えております。
良い作品が出来上がりますことを期待するとともに、出来上がったあかつきには様々な分野で子供たち、そして市民の皆さんに受け止めてもらえるような取り組みを進めてまいります。
古くから大切に語り継がれてきた民話が、アニメという子供たちに親しみやすい形で、そして映像で伝わることを楽しみにしております」と述べました。
長野県でも著名な物語を、大切に語り伝えている長野県大町市の海ノ民話。
アニメ『泉小太郎伝説』は秋~冬の完成を予定しています。
どうぞお楽しみに!