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【表敬訪問】群馬県嬬恋村「鎌原観音堂石段のものがたり」が完成

作品公開
2025年2月27日

群馬県嬬恋村が舞台の海ノ民話アニメーション「鎌原観音堂石段のものがたり」が完成し、一般社団法人日本昔ばなし協会 代表理事・「海ノ民話のまちプロジェクト」アニメ監督の沼田心之介が熊川栄村長を表敬訪問して、アニメーションが披露されました。

(開催日時)
2025年2月26日(水)13時30分~14時
(会場)
嬬恋村地域交流センター 会議室

当日は、「海ノ民話のまち」認定証・完成アニメパッケージ贈呈、海ノ民話アニメーション上映、今後の展開についてのフリートークが行われ、地域における活用に期待が高まりました。

群馬県嬬恋村の海ノ民話アニメーション「鎌原観音堂石段のものがたり」はこんなお話▼
浅間山は大昔から噴火を繰り返している活火山です。天明三年、大噴火を起こした浅間山から、黒煙とともに大量の土石なだれが流れ下り、麓にある鎌原村を飲みこみました。多くの村人が土石なだれの犠牲となり、助かったのは高台にある鎌原観音堂に駆け上るなどした人々だけでした。大量の土砂は、沿岸の家や田畑を飲み込んだほか、河川の氾濫を引き起こし、浅間山から遠く離れた下流地域にも大きな被害をもたらしました。その後、近隣の村の有力者たちが復興に立ち上がり……

<熊川栄村長コメント>
大変すばらしい、素敵な作品を作っていただき、ありがとうございます。
完成したアニメを拝見し、子供たちにわかり易く、とても素晴らしいアニメだと思いました。
アニメとなったこの出来事は、子供たちに伝えることが一番重要です。
これまで、口伝えで伝えられてきた歴史を、子供にもわかり易い長さのアニメにしていただきましたので、今後多くの子供たちに見てもらいたい、継承していきたいと思います。

海ノ民話アニメーション「鎌原観音堂石段のものがたり」

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