【表敬訪問】富山県高岡市「与茂九郎池」が完成

富山県高岡市が舞台の海ノ民話アニメーション「与茂九郎池」が完成し、一般社団法人日本昔ばなし協会 代表理事・「海ノ民話のまちプロジェクト」アニメ監督の沼田心之介が角田悠紀市長を表敬訪問して、アニメーションが披露されました。
(開催日時)
2025年2月19日(水)15時30分~16時
(会場)
高岡市役所
当日は、海ノ民話アニメーション上映、上映会・フィールドワークの予定などについてのフリートーク、「海ノ民話のまち」認定証・完成アニメパッケージ贈呈が行われ、今後の地域における活用、展開に期待が高まりました。
富山県高岡市の海ノ民話アニメーション「与茂九郎池」はこんなお話▼
雨晴海岸(あまはらしかいがん)にほど近い太田村には、昔から四つのため池があり、その中で最も大きいものは、与茂九郎池(よもくろいけ)と呼ばれていました。水場の少ない太田村では、ため池が村人にとってかけがえのない水源でした。日照りが続き米が実らない年には、はるばる信州の戸隠大明神の池まで馬に水がめをのせて水を貰いに行き、雨乞いをして雨を降らせてもらうことでようやく米作りができます。村人たちは池のほとりに祠を建てて、美しい弁天様を祀っていましたが、あるとき、この村に住むおかみさんがふと池の水面を見ると……

<角田悠紀市長コメント>
水の循環や自然の力が私たちの生活に大きな影響を与えていることがアニメーションに表現されていて大変素晴らしかったです。絵も可愛くて子どもたちも喜んで見てくれたと思います。
与茂九郎池という太田で大事にされていたため池を地域の人が知るだけでなく、自然や海の大切さを知ってもらう場面で子どもたちの教育に活用していただきたいと考えています。アニメはそんなに長くないので、会が始まる前などで見てもらう活用なども考えられます。
富山県で4作品目ということなので、県内の作品を集めて一緒にやることもできないでしょうか。
4つの市で展開すればさらに可能性が広がると思います。
