【表敬訪問】宮城県石巻市「海から上がった観音様」が完成

宮城県石巻市が舞台の海ノ民話アニメーション「海から上がった観音様」が完成し、一般社団法人日本昔ばなし協会 代表理事・「海ノ民話のまちプロジェクト」アニメ監督の沼田心之介が齋藤正美市長を表敬訪問して、アニメーションが披露されました。
(開催日時)
2025年2月11日(火)11時~11時30分
(会場)
石巻市かわまち交流センター
当日は、「海ノ民話のまち」認定証・完成アニメパッケージ贈呈、海ノ民話アニメーション上映、今後の上映会・フィールドワークなどについてのフリートークが行われ、地域における活用に期待が高まりました。
宮城県石巻市の海ノ民話アニメーション「海から上がった観音様」はこんなお話▼
母親想いの漁師、又七は三石崎の沖に網を投げ入れましたが、何かに引っかかり、引き上げることができません。二人暮らしの母親に魚を届けられないことに又七はがっかりしていました。その夜、又七は網が絡まって苦しんでいる金の馬に乗った観音様の夢をみました。夢の中で観音様が又七に「私は田代島に上がり、みんなの幸せをかなえたいが、観音堂がなければ陸地に上がっても住む場所がない。だからお前が観音堂を建ててくれないか」と語りかけました。又七は三日三晩をかけて立派な観音堂を建てました。堂が完成したその夜……

<齋藤正美市長コメント>
この度は、石巻市に伝わる民話を、このように素晴らしいアニメとして制作してもらい、ありがとうございました。
アニメの舞台となっている石巻市の田代島は猫島として、多くの観光客がいらっしゃいますが、このアニメを通じてもっと幅広い世代の人たちがいらっしゃっていただくことができるのではないかと期待をしています。このアニメ「海から上がった観音様」を石巻市民にも見てもらい、地元の民話を広げていっていただきたいと思います。