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【表敬訪問】滋賀県近江八幡市「観音正寺の人魚伝説」が完成

作品公開
2025年2月4日

滋賀県近江八幡市が舞台の海ノ民話アニメーション「観音正寺の人魚伝説」が完成し、一般社団法人日本昔ばなし協会 代表理事・「海ノ民話のまちプロジェクト」アニメ監督の沼田心之介が小西理市長を表敬訪問して、アニメーションが披露されました。

(開催日時)
2025年1月30日(木)14時00分~14時30分
(会場)
近江八幡市役所 応接室

当日は、「海ノ民話のまち」認定証・完成アニメパッケージ贈呈、海ノ民話アニメーション上映、今後の上映会・フィールドワークなどについてのフリートーク、コラボ商品開発のお知らせなどが行われ、地域における活用に期待が高まりました。

滋賀県近江八幡市の海ノ民話アニメーション「観音正寺の人魚伝説」はこんなお話▼
むかしあるとき、聖徳太子が琵琶湖に釣りをしにいらっしゃたときのことです。釣り上げたのは人とも魚ともいえない姿の人魚でした。人魚は前世で人間の漁師だった頃、贅沢をするために生活に必要な分以上の魚をとり、売れ残った魚は捨てるなど、無益な殺生を繰り返した結果、その業として魚の姿に変わってしまったというのです。今では、かつていじめてきた魚たちに責められ、つらい思いをしている人魚は、聖徳太子になんとか成仏させてほしいと懇願するのでした。人魚が現れるのは不吉なことが起きる前兆だと考えた聖徳太子は……

<小西理市長コメント>
ほんわかと親しみの持てる絵で、子どもたちに「みんなで分け合っていく大切さ」など、古来から伝わっている知恵を教えてくれる素晴らしいアニメだと思います。西の湖の葦の風景といった地域の自然や、聖徳太子をはじめ地元の誇りである歴史をしっかりと子どもたちに伝えていけるような1つのツールになると思います。みんなで楽しく見られる機会が増えることを望みます。今後の広がりが非常に楽しみです。

海ノ民話アニメーション「観音正寺の人魚伝説」

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