【表敬訪問】宮崎県日向市「お倉ヶ浜とお金ヶ浜」が完成
宮崎県日向市が舞台の海ノ民話アニメーション「お倉ヶ浜とお金ヶ浜」が完成し、一般社団法人日本昔ばなし協会 代表理事・「海ノ民話のまちプロジェクト」アニメ監督の沼田心之介が十屋幸平市長を表敬訪問し、アニメーションが披露されました。
(日時)
2024年2月22日(木)15時~15時30分
(会場)
日向市役所 市長応接室
当日は、「海ノ民話のまち」認定証・完成アニメDVD贈呈、海ノ民話アニメーション上映のほか、今後の上映会・フィールドワークなどについてのフリートークが行われ、地域における活用に期待が高まりました。
宮崎県日向市の海ノ民話アニメーション「お倉ヶ浜とお金ヶ浜」はこんなお話▼
別々の浜辺(はまべ)でハマグリをとってくらしている「お金(おかね)」と「お倉(おくら)」という2人のむすめがいた。ある日、どこからかボロをまとった旅のおぼうさんが現れ、お金に「ハマグリを分けてもらえないか」と声をかけると、「かごの中は石ころだよ!」と言って、ぷいっと横を向いてしまった。お金が家に帰ってかごを見ると、とったハマグリは本当に石になっていた。一方のお倉はおぼうさんに声をかけられると、わずかにとれた自分と母親の分のハマグリを差し出した。おぼうさんは情け深いお倉に感謝して、仏の導きがあることを告げ……
<十屋幸平市長のコメント>
認定ありがとうございます。素晴らしいアニメが出来ました。私たちにとっては幼い頃から聞いているお話です。海に親しむことはあるけれど、恐ろしい事故や津波があるということも、両方伝えていきたい。
ハマグリを足でモゾモゾして獲っているところが、アニメでしっかり表現されていて良かった。私たちはその経験があるので実感できるが、今はハマグリが獲れなくなったので子供たちがその体験と、海の恵みを実感できないことが残念。
園児から学生、大人まで幅広く見てもらえるように、今後教育委員会と連携していきたい。
ふるさと愛を育む貴重な財産をありがとうございます。