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【表敬訪問】千葉県船橋市「雪どけ塚の白ヘビ」が完成

作品公開
2024年2月15日

千葉県船橋市が舞台の海ノ民話アニメーション「雪どけ塚の白ヘビ」が完成し、一般社団法人日本昔ばなし協会 代表理事・「海ノ民話のまちプロジェクト」アニメ監督の沼田心之介が松戸 徹市長を表敬訪問し、アニメーションが披露されました。

(日時)
2024年2月14日(水)13時30分~14時30分
(会場)
船橋市役所9階 第1会議室

当日は、「海ノ民話のまち」認定証・完成アニメDVD贈呈、海ノ民話アニメーション上映のほか、今後の上映会・フィールドワークなどについてのフリートークが行われ、地域における活用に期待が高まりました。

千葉県船橋市の海ノ民話アニメーション「雪どけ塚の白ヘビ」はこんなお話▼
昔、夏見城というお城を囲む土塁(どるい)の近くに「雪どけ塚」と呼ばれる不思議な小高い塚(つか。土がもり上がっているところ)があった。その上にはりっぱな松の木が生えていて、根元の大きなあなに住む白ヘビが、夜になると松の木の決まった位置に姿を現した。その光る目の美しさとやさしく気品のある姿を、村人たちはおそろしさもわすれてうっとりとながめていた。ある日、漁に出ていた2人組の漁師の舟(ふね)が急なあらしにまきこまれた。すっかり沖に流されてしまい浜(はま)にもどる目印をなんとか見つけようとしていたそのとき、はるか遠方に青い光を見つけた。その光を白ヘビの青い目だと信じて死に物ぐるいでかいをこぎ続けた2人は……

<松戸 徹市長のコメント>
船橋の海について語るときに「民話」という単語が一緒に使えると、歴史をすぐ認識してもらえるので、認定そのものを船橋市としてありがたく思う。
民話の中に、船橋市が大切にしてきたもの、海とか漁業とか自分の育っている町への思いを育てる為に貴重な機会になった。教育庁と相談しながら、各公民館などで活用させていただく。

<松本教育長のコメント>
すごくいい作品だと思った。地元船橋、様々な自然・海、豊かさ等が凝縮されていて、いろんな切り口で描かれていた。
見やすい時間でいい1つの教材になると思う。各学校へ紹介させていただく。

海ノ民話アニメーション「雪どけ塚の白ヘビ」

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