【表敬訪問】東京都足立区「千住大橋と大亀」が完成
東京都足立区が舞台の海ノ民話アニメーション「千住大橋と大亀」が完成し、一般社団法人日本昔ばなし協会 代表理事・「海ノ民話のまちプロジェクト」アニメ監督の沼田心之介が足立区制作経営部 勝田部長を表敬訪問し、アニメーションが披露されました。
(日時)
2024年2月7日(水)11時30分~12時10分
(会場)
ギャラクシティ まるちたいけんドーム
当日は、「海ノ民話のまち」認定証・完成アニメDVD贈呈、海ノ民話アニメーション上映が行われ、地域における活用に期待が高まりました。
東京都足立区が舞台の海ノ民話アニメーション「千住大橋と大亀」はこんなお話▼
江戸時代のはじめ、大変な暴れ川だった隅田川(すみだがわ)に橋をかけるように、土木工事の名人が任命された。川には主といわれる大亀(おおがめ)がすんでいて、その住みかがちょうど橋をかける付近の川底にあったので、くいを打ちこむのがうまくいかなかった。そこで、その場所をさけてみたところ、さほどの苦労もなく打ちこむことができた。ずらした分だけ橋脚(きょうきゃく)のはばが広くなって、見た目に不ぞろいになったものの、千住大橋が完成した。その後も、たまに舟(ふね)が橋の下でひっくり返ると「大亀様がおこってそうした」などといわれたが……
<足立区制作経営部 勝田部長コメント>
自分自身が「まんが日本昔ばなし」を見て育った世代なので、今回、地元がアニメーションとなったことを誇りに思います。今後、小学生を対象に地域の環境、文化、風土を学ぶ教材として活用していきたいと思います。