石川県穴水町で「エビス合戦」の上映会を実施
一般社団法人日本昔ばなし協会は2026年2月20日(金)、石川県穴水町に伝わる民話を題材にした海ノ民話アニメーション「エビス合戦」の上映会を穴水町さわやか交流館プルートで実施しました。
石川県穴水町の海ノ民話アニメーション「エビス合戦」はこんなお話▼
能登の浜辺の村では漁のたびにエビス様へ魚を供え、大漁を祈っていた。ある若者たちがご利益を求めて隣村から像を持ち出すと、村は大漁続きに。しかし心優しい娘は胸を痛めていた。やがて実家の村が困っていると知った娘の告白で、父が命がけで像を取り戻しに向かうが、祠の中には別の像が……
上映会
穴水小学校と向洋小学校の4・5年生(計51名)を対象としたアニメーション上映会を開催。「エビス合戦」のほか、同じ能登地方である七尾市の海ノ民話『蛸神さま』や、プロ声優によるアフレコ映像など、子どもたちの興味を惹きつける盛りだくさんの内容となりました。
上映後には、「あなみず百物語」の編纂者である岡本氏による特別解説が行われました。岡本氏は、かつての大漁や不漁が生活に直結していた時代、人々が抱いていたエビス様への深い信仰心について触れ、「穴水町には他にもたくさんの物語がある。ぜひ触れて、考え、学んでほしい」と子どもたちに語りかけました。
また、沼田監督からは「民話を通じて、先人の教えや郷土の誇りを知ることができる。このアニメを家族や友達と一緒に見て、物語を語り継いでいってほしい」というメッセージが贈られ、地域の歴史・文化を未来へつなぐ貴重なひとときとなりました。

参加した子どもたちの声
・昔の人がエビス様をこれほど信じていたことにはビックリした。
・大雨の中、エビス様を取り戻す場面がすごかった。
・昔の人がエビス様をとても大切にしていることが伝わってきた。
・このお話を知ったので、これからエビス様にお祈りしようと思う。