泡

日本財団海と日本海のまちプロジェクト

今こそ伝えたい海の民話アニメーション

海ノ民話アニメーション97

こうぼうしみず

弘法清水

栃木県( とちぎけん ) 那須塩原市 ( なすしおばらし )

  • 関東エリア
  • 2025年度
  • 土地の特徴
  • お坊さん・宮司
  • 山口学
  • 関東エリア
  • 2025年度
  • 土地の特徴
  • お坊さん・宮司
  • 山口学

こんなお話...

太平洋で獲れる小さなアブラツノザメは「サガンボ」と呼ばれ、行商人により内陸へ運ばれていた。山と海の文化が交わる那珂川水系の蛇尾川には、昔は橋がなく渡し人に頼るしかなかったという。ある日、弘法大師がこの地を訪れ、水を求める老婆に出会い、その苦労を知った大師が杖を突き立てると……

学びのポイント

このお話は、栃木県那須塩原市に伝わる海の民話です。かつては水量の多かった蛇尾川ですが、いまは大雨の時以外ほとんど水が流れません。山から流れ出た水が平野部に出る際に地下に潜ってしまうのです。蛇尾川の水は、大田原方面で地表に出て、箒川、那珂川へとつながり、やがて海へと流れていきます。川を通じて、山と海がつながり、それぞれの自然環境を守ることが地域の持続可能性を育むことを伝えています。また古くから、太平洋で水揚げされたアブラツノザメは、ムキ身にされ那須塩原まで運ばれ食されてきました。海から離れたこの地でも、海の恵みを受けてきたのです。

制作チーム

語り 四宮豪、冨田泰代
脚本 並木さとし
キャラクターデザイン・絵コンテ ふくだるな
演出 山口学
企画・製作 日本財団「海と日本プロジェクト」、
一般社団法人日本昔ばなし協会
原画・美術・背景 渡辺由美
撮影 谷口英男
制作進行 沼田友之介
音響監督 沼田心之介
音楽 STARBASE
録音 宮坂保彦
音響効果 中井雄介
録音・編集スタジオ ピーターパンスタジオ
音響制作 ピーターパン・クリエイション
編集 中葉由美子(岡安プロモーション)
制作デスク 雄谷将仁、河野創太
アニメ制作プロデューサー 沼田友之介

ゼネラルプロデューサー 沼田かずみ
プロジェクト監修 波房克典
PR 吉田さおり、柴田熊至、高田奨
監督/プロデューサー 沼田心之介
アニメーション制作 トマソン
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「海ノ民話アニメーション(動画・画像)」の教育・
まちづくり等へのご利用について

海ノ民話
ふるさと紹介

栃木県 ( とちぎけん ) 那須塩原市( なすしおばらし )

栃木県北部に位置するまちで、面積のおよそ半分は山岳部、もう半分は川によってつくられた扇状地(平地)が広がっています。扇状地の中央部は酪農が盛んで、「牛乳の生産量本州一のまち」とされています。市内にある塩原温泉郷は平安時代に開かれたといわれ、1200年もの長い間、人々に愛されています。

海のエピソード

  • 地表に水が流れず、地下を流れる川「蛇尾川(さびがわ)」がなぜそうなっているのかについて、有名なお坊さん「弘法大師」が起こした奇跡に由来すると伝える民話「弘法清水」が地元に伝わる。弘法大師にちなんだ伝説は全国各地にあるが、この民話は身分や見た目で人を判断することの間違いを、川の渡し人の行いを通して教えてくれる。

民話スポット

蛇尾川さびがわ

那須塩原市から大田原市周辺を流れる河川で、流れの途中で水が地表から消える「伏流河川」(水無し川)として知られています。上流では普通の川として地表を流れていますが、那須塩原市の折戸付近で砂や石の層に水がしみ込み、10km以上も地下を流れます。このため、普段は大小の石と砂が積もった河原だけが広がっていますが、大雨の際はこの河原に大量の水が流れ、見える川となります。

所在地

那須塩原市~大田原市

観光スポット

千本松牧場せんぼんまつぼくじょう

明治期に総理大臣を務めた松方正義が1893(明治26)年に設立した「千本松農場」をルーツとする牧場。広大な敷地で牧草栽培から酪農、乳製品づくりまでを一体化した「持続可能な循環型酪農」を行っています。自社工場で生産した新鮮な乳製品をはじめ、農産物、土産品の販売、乗馬体験、温泉入浴など、多彩な魅力が詰まった総合観光牧場として親しまれています。近年はレストランや売店のリニューアルや展望テラス整備が進み、那須野が原の景観を楽しめる新しい観光拠点として発展しています。

所在地

栃木県那須塩原市千本松799

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