うとうやすかた
善知鳥安方
青森県 青森市
(YouTubeは02月15日に公開)
- 北海道・東北エリア
- 2024年度
- 海への畏敬・感謝
- 地名等の由来
- 鳥
- ノコゆかわ
村人たちに慕われていた貴族が亡くなると
不思議な鳴き方をする親子の鳥が現れた
不思議な鳴き方をする親子の鳥が現れた
- 北海道・東北エリア
- 2024年度
- 海への畏敬・感謝
- 地名等の由来
- 鳥
- ノコゆかわ
こんなお話...
むかし陸奥の国に身分の高い善知鳥安方(うとうやすかた)という人が無実の罪で流刑となってやってきました。その子どもは遠く南の果てに流され、親子は悲しい別れをしていました。安方は村人たちに魚のとり方や耕作、読み書きを教え、村人たちから慕われる存在となりましたが、わが子を想い涙を流し続けていた安方は、ついに異郷の地で病死してしまいます。村人たちは安方の願い通り彼を南の国の方角へ向けて大切に葬ると、安方の墓の周りに見たことのない黒い鳥が現れ……
名場面集
学びのポイント
お話には、本州北のはて青森に流れてきた安方が、南のはてに離れ離れになったわが子を思う親の姿が描かれ、身分にとらわれない安方の生き方と、村人たちとの交流からは、人としての平等や恩義を忘れないことの大切さなどが学べるほか、恩を仇で返すとしっぺ返しに合うという教訓も含まれています。また、うとう鳥が涙を流す場面では、命の尊さや「親が子を思う気持ちは、動物も同じ」であることなどを教えています。
制作チーム
語り | 四宮豪、冨田泰代 |
---|---|
脚本・キャラクターデザイン・絵コンテ・演出 | ノコゆかわ |
企画・製作 | 日本財団「海と日本プロジェクト」、 一般社団法人日本昔ばなし協会 |
作画・色彩設計 ノコゆかわ
美術・背景 渡辺由美
撮影 赤坂幸平
制作協力 ゴリラ
音響監督 沼田心之介
音楽 STARBASE
録音 宮坂保彦
音響効果 中井雄介
録音・編集スタジオ ピーターパンスタジオ
音響制作 ピーターパン・クリエイション
編集 中葉由美子(岡安プロモーション)
制作デスク 雄谷将仁、河野創太
アニメ制作プロデューサー 沼田友之介
ゼネラルプロデューサー 沼田かずみ
プロジェクト監修 波房克典
PR 阪口あき子、吉田さおり、柴田熊至、高田奨、庄司繭子
監督/プロデューサー 沼田心之介
アニメーション制作 トマソン
協力 青森市海ノ民話のまち実行委員会 亀山兵剛「うとう鳥のたたり」(『青森県の民話 ふるさとの民話』所収 偕成社)
美術・背景 渡辺由美
撮影 赤坂幸平
制作協力 ゴリラ
音響監督 沼田心之介
音楽 STARBASE
録音 宮坂保彦
音響効果 中井雄介
録音・編集スタジオ ピーターパンスタジオ
音響制作 ピーターパン・クリエイション
編集 中葉由美子(岡安プロモーション)
制作デスク 雄谷将仁、河野創太
アニメ制作プロデューサー 沼田友之介
ゼネラルプロデューサー 沼田かずみ
プロジェクト監修 波房克典
PR 阪口あき子、吉田さおり、柴田熊至、高田奨、庄司繭子
監督/プロデューサー 沼田心之介
アニメーション制作 トマソン
協力 青森市海ノ民話のまち実行委員会 亀山兵剛「うとう鳥のたたり」(『青森県の民話 ふるさとの民話』所収 偕成社)

「海ノ民話アニメーション(動画・画像)」の教育・
まちづくり等へのご利用について
「海ノ民話」の
ふるさと紹介
青森県 青森市

青森県のほぼ中央に位置する県庁所在地。江戸時代前期、この地を治めていた弘前藩が、江戸との間を行き来する船を発着させるため、新たな港町を開いたのが青森市の始まりです。その後も、本州と北海道をつなぐ交通と物流の拠点として発展しました。毎年300万人以上の観光客が訪れる「青森ねぶた祭」は、国の重要文化財に指定されています。
海のエピソード
- 2025年から2026年にかけて、「青森開港400年」「青森まちづくり400年」の記念プロジェクトが青森市内を中心に開催される
- 八甲田山系のブナ林からミネラルたっぷりの雪解け水が流れ込む陸奥湾では、ホタテの養殖が盛ん。甘みが凝縮されていておいしいと評価されている
- 青森市を流れる横内川を水源とする横内浄水場の水道水は、1984年に旧厚生省の「おいしい水研究会」が行った全国の水道水の飲み比べで「日本一おいしい水」に選ばれた
民話スポット

善知鳥神社
「青森市発祥の地」といわれる神社。第十九代允恭(いんぎょう)天皇の時代、この地を治めていた善知鳥中納言安方(うとうちゅうなごんやすかた)が、海の神・航海の神として知られる宗像三女神をまつったことが始まりとされています。かつては広い湖沼だった名残の沼が境内にあり、「龍神水」といわれる湧水が今もこんこんと湧き出ています。
所在地
青森市安方2-7-18
観光スポット

青函連絡船メモリアルシップ 八甲田丸
青函トンネルで北海道と本州がつながるまで、貨物車両や旅客を乗せて青森港と函館港を結んでいた青函連絡船「八甲田丸」をかつての岸壁に係留保存し、公開しているミュージアム。船内には操舵室や機関室、車両甲板などがそのまま残され、当時の雰囲気が味わえます。
所在地
青森市柳川1-112-15地先