泡

日本財団海と日本海のまちプロジェクト

今こそ伝えたい海の民話アニメーション

海ノ民話アニメーション05

うみのかみとりくのかみ

海の神と陸の神

沖縄県( おきなわけん ) 名護市 ( なごし )

  • 九州・沖縄エリア
  • 2018年度
  • 環境保全
  • 海への畏敬・感謝
  • 神様・仏様
  • ふくだるな
海と陸のめぐみの両方があって、
美しい白浜に昼顔の花がさく
  • 九州・沖縄エリア
  • 2018年度
  • 環境保全
  • 海への畏敬・感謝
  • 神様・仏様
  • ふくだるな

こんなお話...

美しい白浜(しらはま)に心をうばわれた陸の神。しかし白浜は海の神の治めるところ。そこで陸の神は、昼顔のツルを浜辺にのばして、白浜を自分のものにしようとした。ある夏の日、海の神が白浜にさく美しい昼顔に手をのばした。美しい白浜をめぐり、陸の神と海の神の戦いが始まった……

学びのポイント

沖縄県では、陸の神と海の神の戦いが激しい雨と風をまき起こし、毎年台風が発生するという言い伝えがあります。表面的には災害のように思える台風ですが、海水のかき混ぜによって水温が調整されたり、ふだん深い場所に住んでいる海の生き物が日光を得られるなど、海のバランスを保つ大切な役割も担っているものです。自然との共存が自分たちの豊かな生活につながることに、改めて気づくことができます。

制作チーム

語り 立川志の太郎、山本真由美
脚本 すぎはらちゅん
キャラクターデザイン・絵コンテ・演出 ふくだるな
企画・製作 日本財団「海と日本プロジェクト」、
一般社団法人日本昔ばなし協会
原画・美術・背景・色彩設定 ふくだるな
撮影 伊藤正弘
制作進行 雄谷将仁
音響監督 沼田心之介
音楽 蜂須みゆ
録音 宮坂保彦
音響効果 横山正和
録音・編集スタジオ ピーターパンスタジオ
編集 百瀬康平

アニメーション監修 杉井ギサブロー
ゼネラルプロデューサー 沼田かずみ
プロジェクト監修 柴田英知
監督/プロデューサー 沼田心之介
アニメーション制作 トマソン
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「海ノ民話アニメーション(動画・画像)」の教育・
まちづくり等へのご利用について

海ノ民話
ふるさと紹介

沖縄県 ( おきなわけん ) 名護市( なごし )

沖縄本島の中ほどのやや北に位置し、竹富町、石垣市に次いで県内3番目の面積を持つ、北部観光の拠点のまち。海や山に囲まれながら市街地のある中央部には平野が広がり、街と海と山を一望できます。2000年のG8主要国首脳会議(九州・沖縄サミット)開催地。

海のエピソード

  • 西を名護湾、北を羽地内海と東シナ海、南を太平洋と、三方を海に囲まれ、人気のビーチが点在する
  • かつては名護湾に入ってくる鯨の「追い込み漁」が盛んに行われていた

民話スポット

名護市内にある海岸なごしないにあるかいがん

名護の海岸にはほとんど手つかずの自然の砂浜が広がり、民話に登場するハマカンダー(グンバイヒルガオ)が海に向かってツルを伸ばしています。特に西側の名護湾では、穏やかな湾を眺めながら静かな時間が流れ、美しい夕日も見られます。

所在地

沖縄県名護市内

観光スポット

名護城公園なんぐすくこうえん

名護岳一帯は公園として整備され、頂上付近の展望台からは市街地や名護湾を一望できます。名護城(なんぐすく)跡は、14世紀頃にこの付近を支配した名護按司(あじ)の居城があったとされるところ。寒緋桜の名所としても知られ、毎年1月には県内でも有数の桜祭りが行われて、多くの花見客が訪れます。

所在地

沖縄県名護市字名護5511番地

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