日本財団海と日本海のまちプロジェクト

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放課後子ども教室で「海ノ民話アニメーション」上映会を実施

活用イベント
2024年8月20日

愛媛県西条市の西条公民館で8月7日(水)、小学生を対象とした放課後子ども教室の事業の一環として、海ノ民話アニメーションの上映会が実施されました。

この日は、四国に伝わる民話を題材とした11作品を一挙に上映。視聴した子どもたちからは、次のような感想が聞かれました。

地蔵が浜

「私が住んでいるところなので、始まった時から気になっていました。お地蔵様が行きたいところでないと動かないのがおもしろかったです。行きたいところに行ったお地蔵様を見てみたいなと思いました。またこのようなイベントに参加したいです」

「自分たちが住んでいるところにとても重そうな、とても大きいお地蔵様が流れてきたと聞いてびっくりしました。しかも、お地蔵様を立てると嵐がやんでいたのですごいなと思いました。お地蔵様を見てみたいです」

クジラのお礼まいり

「クジラの親子が島のすぐそばで休憩していると、潮がひいてしまって抜け出せなくたったけど、お地蔵様が見ていてくれたおかげで海の仲間たちがクジラの親子を助けてくれたのが、キュンとしました」

「困っている人を見つけて、みんなで力を合わせてお互いを大切にするのはとてもいい事だなーと思いました」

「最後、親クジラと子クジラとほかのクジラが集まってお礼をするところが好きです」

おなべ岩

「タコをいっぱい食べたことがおもしろかった。最後のハグがかわいいと思いました」

鳴門の太鼓

「若い漁師が海に調査に行って太鼓に乗って踊るのが面白かったです」

海に沈んだ鬼

「鬼の親子がいなくなって悲しいと思いました。人の命が大切なことがよくわかりました。いろいろな話があって、また見たいと思いました」

全体への感想

「愛媛県には海の話がいっぱいあって驚きました。西条市にも海の話があるのは初めて知りました。どれもおもしろかったり、悲しかったり、怖かったりいろんな感情がでてきました。ほかにも愛媛だけじゃない海の話を聞きたくなりました。海の話だけでなく、いろんな話を聞きたいと思いました。大人になったら愛媛県の海の話を子どもに広げようと思いました。海ノ民話のプロジェクトを見せてくれてありがとうございました」

今回の上映会のように、海洋教育の推進や、地域の民話を未来に引き継ぐことを目的とした子ども向け学習会・まちのイベントなどを実施する場合、海ノ民話アニメーションを原則として無料で利用(上映)していただくことができます(事前申請が必要です)。詳しい条件などについては、「利用規程・申請」のページをご覧ください。

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