日本財団海と日本海のまちプロジェクト

今こそ伝えたい海の民話アニメーション

ニュース・お知らせ

2024年度25の民話 アニメ化決定!

お知らせ
2024年5月13日

一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」は、2024年度にアニメ化する、「海」にまつわる民話や「海」が関係している内陸を舞台とした25の民話を決定いたしました。また、それら民話が伝承されているエリアを「海ノ民話のまち」として認定します。

海ノ民話アニメーションは完成後、当サイトにて公開します。

■2024年度認定地域と、制作する海ノ民話アニメーションのタイトル

北海道函館市  ムイとアワビの合戦
青森県青森市 善知鳥安方
宮城県石巻市 海から上がった観音様
秋田県横手市 鳥の海
山形県遊佐町  鮭の招く石
群馬県嬬恋村  鎌原観音堂の石段のものがたり
千葉県千葉市 寒川神社と獅子頭
神奈川県鎌倉市  龍神と黄金の太刀
富山県高岡市 与茂九郎池
石川県加賀市 お夏のがんど
山梨県甲府市 弦間八兵衛と鮫 
長野県飯田市 うしろむき弁天ものがたり
静岡県湖西市 遠州今切の出世ほら
滋賀県近江八幡市 観音正寺の人魚伝説
山口県田布施町 ゆき姫物語
鳥取県鳥取市 蟹のふんどし
徳島県美波町 燃えていたお大師さん
香川県さぬき市 猿タカ合戦物語
愛媛県西予市 河童の恩返し
高知県安芸市 ナギの木に助けられた漁師
福岡県宗像市 宗像三女神物語
佐賀県唐津市 親子くじらの弁天参り
長崎県対馬市 神様の田拓き
大分県佐伯市 佐伯の船霊さま
宮崎県高鍋町 直五郎さんの潜水機

※タイトルに関しては、今後脚本制作をしていく上で変更になる場合がございます。

<民話の選考基準>
【知恵】先人の豊かな海の学びが包含されている
【想像力】海の多様性と好奇心を喚起するもの
【資産】地域で大切に語り継がれてきたもの
【地域性】地域の海の風土や特色を表現しているもの
【継承性】地域の子どもたちに語り継ぐ機運があるか

■2024年度、海ノ民話のまちプロジェクトが予定する展開施策

1.実行委員会の設立
2.シナリオ会議(オンライン)
3.現地ロケハン
4.アニメ制作
5.実行委員会打合せ(オンライン)
6.アニメ完成表敬訪問
7.地域連携モデル開発①<アニメ上映会・フィールドワーク>
8.地域連携モデル開発②<コラボ商品開発>
9.地域連携モデル開発③<二次的波及展開(構想)>
10.イベント「海ノ民話サミット」(仮称)
※今後の予定については決まり次第、認定エリアの当プロジェクト実行委員会より発表いたします。

<アニメ監督プロフィール>
沼田心之介(ぬまたしんのすけ)
2012年4月株式会社トマソン 入社
「ふるさと再生日本の昔ばなし」音響監督、脚本、演出担当
「ふるさとめぐり日本の昔ばなし」からは監督も兼務。
「けものフレンズ2」アニメプロデューサー
2019年12月 一般社団法人 日本昔ばなし協会 設立 代表理事
2021年 「歌うサッカーパンダ  ミファンダ」アニメプロデューサー


海ノ民話のまちプロジェクトとは

当プロジェクトは、「海との関わり」と「地域の学び」を、子どもたちに伝え語り継ぐことを目的とし活動しています。
日本中に残された海にまつわる民話を発掘し、その民話のストーリーとその民話に込められた「思い」「警鐘」「教訓」を、親しみやすいアニメーションにして、次の世代を担う子どもたちへ、そして、さらに未来へと語り継いでいきます。
このプロジェクトは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

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