日本財団海と日本海のまちプロジェクト

今こそ伝えたい海の民話アニメーション

ニュース・お知らせ

【東京都大田区】海ノ民話アニメ「海苔の起源」をテーマにした公開授業を開催!

活用イベント
2026年2月25日

一般社団法人日本昔ばなし協会が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」は、大田区立大森第一小学校と連携し、同区の海ノ民話アニメーション『海苔の起源』をテーマにした公開授業を開催しました。「地域の魅力を残し隊」と銘打ち、 アニメを通じて学んだ地域の歴史や文化を、どのように現代、そして未来へと伝えていくか、子どもたちの自由な発想による「地域の記憶の継承」に向けた多彩なアイデアが披露されました。

授業概要

日時  :2026年2月24日(火)13時30分~14時15分
開催場所:大田区立大森第一小学校
参加者 :小学5年生 93名
内容  :5つのグループによるアニメ活用のプレゼン発表

5つの「地域の魅力を残し隊」による熱のこもったプレゼンテーション

この日のために準備を重ねてきた児童たちは、5つのグループに分かれ、「ふる浜(大森ふるさとの浜辺公園)の伝統と海ノ民話を残すために広めよう」というミッションのもと、パワーポイントを駆使した創意工夫あふれるプレゼンテーションを行いました。

この授業は大田区が独自で推進する教科「おおたの未来づくり」とコラボして行われました。このプロジェクトは、思考ツールなどをつかって、小学生が地域課題を活用するプログラムで、今回は「大田区の会社が作ったアニメーションを使って、どう地域を盛り上げるか?」ということをテーマに、複数回の授業やプレゼンを経て、発表となりました。大田区の教育プログラムについては、下記サイトをご参照ください。
https://ota-mirai.city.ota.tokyo.jp/

各班が提案した「地域の記憶」を繋ぐアイデア

【イベント班】体験を通じて民話に触れる

輪投げやスタンプラリーなど、子どもたちが楽しみながら歴史を学べるイベントを企画。参加者には海ノ民話をPRする手作りグッズをプレゼントするなど、対面での交流を重視したアイデアが光りました。

【ポスター班(①・②)】視覚で伝えるデザインの工夫

全世代に伝わるよう、4コマ漫画を取り入れたり、より詳細な情報を知るためのアニメ視聴用二次元コードを配置したりと、情報の「伝わりやすさ」を追求したポスター案が披露されました。

【リーフレット班】地域施設との連携を自ら交渉

地域や民話を詳しく紹介するリーフレットを作成。単なる制作に留まらず、「大森 海苔のふるさと館」へ設置許可をいただいたことも報告されました。

【動画班】現代の手法で魅力を発信

民話アニメーションの要素と、現在の地域の魅力をミックスしたPR動画の制作を企画。デジタルネイティブ世代らしい視点で、より広い層へ届けるための発信方法を提案しました。

「ふる浜」の伝統を守り、広めたい。そんな子どもたちの熱意から生まれた多彩なアイデアは、海ノ民話アニメーションを起点に、地域社会と未来を繋ぐ確かな一歩となりました。

海ノ民話アニメーション「海苔の起源」

東京都大田区の海ノ民話アニメーション「海苔の起源」はこんなお話▼
正月の大森海岸。源義経が荒れ狂う海を鎮め祈ったと伝わる三輪厳島神社では、毎年、水神を祀る注連竹が海に立てられてきました。ある年、子どもたちがその竹の根元に黒い塊を見つけ、村人たちが確かめると、それは不思議な海の恵みでした。口に含むと、かすかな味ながら食べられる。宮司や村人たちは神の贈り物と喜び、やがて調理法を工夫し、保存や加工も考えられるようになります。その後、竹はさらに多く立てられ、黒い恵みは「海苔」と呼ばれて広まりました。こうして大森は〈海苔のふるさと〉として語られるようになったのです。

「海ノ民話アニメーション」の動画・画像は、子ども向け学習会、まちのイベント、地域産品の企画やパッケージなどに活用いただけます。 利用には事前申請と、一般社団法人日本昔ばなし協会の承認が必要です。
詳細はこちら▼
https://uminominwa.jp/kitei/

share