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茨城県大洗町で「織姫塚」の上映会を実施

活用イベント
2026年2月11日

一般社団法人日本昔ばなし協会は2026年2月10日(火)、茨城県大洗町に伝わる民話を題材にした海ノ民話アニメーション「織姫塚」の上映会を大洗小学校で実施しました。

茨城県大洗町の海ノ民話アニメーション「織姫塚」はこんなお話▼
白鷹山の麓、旧小滝村には干ばつ時に大淵へ石を投げ雨を呼ぶ祈りが伝わる。ある夏、祈りは効かず、村人は山奥の社で水の源を守るご神木に刺さった古い斧を見つける。若者たちが力を合わせ斧を抜くと雨が降り始めたというが、その後新たに生まれた滝が竜神のしるしとして……

上映会

大洗町立大洗小学校にて上映会が開催され、4年生から6年生の児童216名が参加しました。各教室をオンラインで繋ぐ形式で行われた今回の上映会では、アニメの鑑賞に加え、沼田監督と教育委員会の蓼沼さんによる特別解説授業が実施されました。

沼田監督からは、海ノ民話アニメーションが完成するまでの工程が明かされました。制作期間に6ヵ月を要すること、そして1枚ずつ丁寧に描かれる作画枚数は約1,000枚にものぼるという具体的な数字が示されると、配信画面越しからも子どもたちの驚きの表情が伝わってきました。監督は「ぜひ、家族や友達と一緒にこのアニメを鑑賞してお話を広めてほしい。この作品が、海や川の大切さを考えるきっかけになれば嬉しい」と、制作に込めた熱い想いを語りかけました。

続いて登壇した教育委員会の蓼沼さんからは、今回の民話の舞台である「織姫塚」や「涸沼川」について解説が行われました。海と川の水が混ざり合う汽水域ならではの自然環境や、長い年月をかけて変わってきた川の形について学び、児童たちにとって自分たちの住む地域や自然の歴史が、より身近で確かなものとして感じられる貴重な時間となりました。

最後に、沼田監督より、今回のアニメ化を記念して制作されたオリジナルクリアファイルが全校児童へ贈呈され、上映会は幕を閉じました。

参加者の声

・町内で一番最初にアニメを見られてうれしい。面白かった。
・アニメ制作についてのお話がすごかった。
・キャラクターがかわいかった。

海ノ民話アニメーション「織姫塚

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