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愛媛県四国中央市で「鯛寄せ石」の上映会を実施

活用イベント
2026年2月5日

一般社団法人日本昔ばなし協会は2026年2月4日(水)、愛媛県四国中央市に伝わる民話を題材にした海ノ民話アニメーション「鯛寄せ石」の上映会をみしま児童センターで実施しました。

愛媛県四国中央市の海ノ民話アニメーション「鯛寄せ石」はこんなお話▼
中曽根に魚好きの庄屋がいた。漁師から「海底に白く光る石があり、鯛が群れる」と聞いた庄屋は大金を払い場所を聞き出し、石を庭へ運ばせ盛大な宴を開く。その夜、空はかき曇り雷鳴が轟き、やがて石は光を失い、庄屋の家には災いが続くようになり……

上映会

会場は、民話の題材にもなっている「鯛寄せ石」がある三島神社の近く、みしま児童センターにて実施されました。放課後児童クラブを利用する市内の小学生47名のほか地域の方が参加し、沼田心之介監督をゲストに迎えて開催されました。

沼田監督からは、制作に約6か月を要したことや、声優が男女1名ずつで全役を演じ分けているといったアニメ制作の裏側が紹介されました。また、「知らない話に興味を持ち、知ってもらうことが大切」という、民話を次世代に繋ぐことへの強い想いが語られました。

「海の資源には限りがあること」や「人間の身勝手な行動が自然に与える影響」について解説されました。昔も今も海が生活を支える身近な存在であることを伝え、美しい海の恵みを人と分け合う大切さを学ぶ内容となりました。

アニメ上映中、子どもたちは真剣な表情で見入っていました。上映後には、実際に「鯛寄せ石」が祀られている三島神社まで歩き、石にあるくぼみを自分の目で確かめました。また、帰りは、アニメにも出てきた「汐汲み道」も歩き、映像で見た世界を実体験として結びつけることで、地域への関心がより一層深まった様子でした。

参加者の声

・庄屋さんが鯛を大切に思っていることがよく分かった
・実際に鯛寄せ石を見てみたいと思っていたので、見られてよかった
・石にくぼみがある理由を自分の目で見ることができて楽しかった
・アニメを見てから実際の場所に行くと、お話の内容がすごくよく分かった

海ノ民話アニメーション「鯛寄せ石

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